杉無垢フローリング材をDIYで貼る方法!必要な道具や失敗まとめ

スポンサーリンク
杉無垢フローリング材をDIYで貼る方法!必要な道具や失敗まとめDIY

キッチンDIYの続きです。

前回までに石膏ボードを貼り終えたので次は漆喰塗り…と行きたいところですが、その前にフローリングを貼ってしまうことにしました。

今回が初めてのフローリング張り替えDIY。上手く出来るか不安でしたが、なんとかやり遂げました。

杉無垢フローリング材を使用

フローリング材に選んだのは杉の無垢材。以前、天井の杉相じゃくり板を購入した材木店で購入しました。

材木店の社長に一番安いフローリング材を聞いたところ、杉を勧められたので即決。

材木店で杉無垢フローリング 材を購入した

長さ3700mm、幅11.5mm、厚み15mmの本実加工(ほんざねかこう)です。10畳分を購入して、総額4万7,000円ほどしました。

杉無垢フローリング材を現場環境に慣らす

材木店の社長いわく、購入した杉無垢フローリング材は現場で2〜3日で寝かすとのこと。

無垢材は湿気を吸うと膨張し、乾燥すると縮小する特性があります。

杉無垢フローリング材を保管していた倉庫と我が家では湿度が違うため、届いてすぐに貼ってしまうと、時間が経ってから伸縮し、きしみや板浮きの原因になるそうです。

なので、パッキングされている杉無垢フローリング材の梱包を解いて、現場の空気に馴染ませました。

無垢材は現場の湿度に馴染ませる

あと、無垢材の床直置きはNG

前回、天井板を貼った時に杉相じゃくり板を床に直置きしました。すると、一番下の板に水ジミが…。

無垢板は呼吸している

梁見せ天井DIY!羽目板の杉相じゃくり板を貼ってオシャレにする
キッチンを梁見せ天井にDIYでセルフリノベ!オシャレなカフェ風を目指して羽目板の杉相じゃくり板をウマ貼りで全面板張りに!木造軸組工法なので梁や桁は露出!重力に逆らう地獄の作業を乗り越えて綺麗に仕上がりました!

無垢材は呼吸してるんですね。湿気を吸うし、湿気を吐き出す。空気の通り道の確保もお忘れなく。

フローリングを貼る向きは根太に垂直

フローリングを貼っていく方向をどうするか?で迷いましたが、どうやら、フローリングの向きは根太と垂直に貼っていくのがセオリーでした。

フローリング材を固定する釘は捨て貼りの下、根太に打ち込むからです。

フローリング 釘は根太に打ち込む

ですので、フローリングの向きにこだわるなら、大引や根太から考えないといけませんね。

迷うくらいなので正直どっちでもOK。セオリーに従い、根太に垂直で貼っていくことにしました。

ちなみに、どうしてもフローリング材を根太と平行に貼りたいなら、捨て貼りを12mmではなく24mmにすると問題ないらしいですよ。

最後の1枚を考えて割り付けする

フローリング貼りで注意しなければいけないのが、最後の1枚の幅です。

何も考えずに貼り進めると、最悪の場合、ラスト1枚のフローリング材の幅が10mmなんてことも。貼れないことはないですが、見た目的に微妙ですよね。

フローリング 材の割り付け失敗例

だから、最初の1枚で最後の1枚の幅を調整する。これが「割り付け」です。

部屋の長さを測って、フローリング材の幅で何枚必要か?最後の1枚が10mmなら、最初の1枚を50mm短くして、最後の1枚を60mmにする。といった感じです。

フローリング 材の割り付け正解例

無垢フローリング材の場合、フローリング材同士の隙間や湿気による伸縮もあるため、微妙な誤差が生じることも頭に入れておきましょう。

また、無塗装、クリア塗装にするなら、この時に木材の色合いも考えておくと良いかもしれません。

無垢材の色味や模様は様々。バランスよく並べることで、仕上がりも綺麗になります。

自分は塗装するので適当に貼っていきます。

無垢フローリング材のボンドは床職人がおすすめ

フローリング材を貼る際は裏面にボンドを塗ります。

無垢フローリング材をボンドでガチガチに固定するのは良くないといった「ボンド不要説」もありますが、ウレタン樹脂系ボンドなら大丈夫。

ウレタン樹脂系ボンドは固まるとゴムのように柔らかくなり、無垢材の伸縮にも対応できます。

ウレタン樹脂系ボンドのなかでおすすめは「床職人」です。

無垢フローリング材のボンドは床職人がおすすめ

コニシ(KONISHI)
¥999(2019/12/05 21:37:59時点 Amazon調べ-詳細)

鋼製束の固定、根太ボンドとしても使えるので、床貼り替えDIYのボンドはこれ1本でOK。万能ボンドです。

参照:ボンド床職人KU928C-X(コニシ株式会社)

無垢フローリング材の裏面の溝をボンドで埋めてはダメ

フローリングのボンドの塗り方ですが、他のDIYブログでは波線を描くようにボンドを塗っていますよね?はじめは自分もそれをマネて、波線を描くように塗っていました。

フローリングのボンドを波着けは間違い?

しかし、それを見た大工さんに「ボンドで溝を埋めたらダメだよ」と指摘されました。

あまり気にしていませんでしたが、無垢フローリング材の裏面の溝は、

  • フローリング材表面の割れ止め
  • フローリング材の反り止め
  • ボンドの逃げ場

といった役割があるようです。つまり、無垢フローリング材の裏面の溝にはボンドを着けない方がいいということ!

なので、波線を描くように塗るのは間違いで、正しくは溝に沿って直線に塗るです。

フローリングのボンドは溝に沿って着ける

さらに言うと、ボンドの着け過ぎはフローリングが浮く原因になるのでNG。釘でも十分に固定されるので、ボンドはあくまで補助。薄くのばす程度でOKとのことです。

参照:無垢のフローリングの裏に溝が2本あります。なぜ何でしょう?(Yahoo!不動産)

フロアー釘とポンチを使う

フローリング材の固定には「フロアー釘」と呼ばれる細い釘を使います。普通の釘に比べて、釘頭が小さいのが特徴。

フローリング専用のフロアー釘

あとは、フロアー釘を最後まで打ち込むため、ハンマーの他に「ポンチ」と呼ばれる工具を使います。

ポンチはフロアー釘を打ち込む道具

新潟精機(Niigataseiki)
¥243(2019/12/05 21:38:00時点 Amazon調べ-詳細)

フロアー釘の頭を見てみるとくぼみがあります。ここにポンチの先端がフィットして、ズレずに打ち込めるというもの。良く出来ていますね。

フロアー釘の溝とポンチの先端がフィットする

釘以外にも、インパクトドライバーで打ち込める「フロアビス(仕上げビス)」もあるので、好きな方を選ぶと良いでしょう。

自分は「フローリング貼り=釘でトントン」というイメージだったので、フロアー釘にしました。

フロアー釘は斜め45度に打ち込む

フロアー釘を打つ箇所は根太が通っている位置です。捨て貼り施工時に根太の位置の墨出しをしていたので分かりやすかった。

フロアー釘を打ち込む場所は雄実(凸)の付け根、角度は斜め45度

フロアー釘は雄実に斜め45度で打ち込む

45度で打ち込めば雄実からはみ出さず、次のフローリング材をはめ込む際にも影響なし。

雄実の割れが怖いのでドリルで下穴を空ける

雄実を割ってしまいそうだったので、ドリルで下穴を空けてからフロアー釘を打つことにしました。

雄実にフロアー釘を打ち込む

ハンマーである程度打ち込んだら、

ポンチを使ってフロアー釘を奥まで打ち込む

ポンチを使って奥まで打ち込む。

釘頭が埋まればOK

釘頭が埋まって、実に影響なければOK。

雄実が割れないように注意

あんまり奥まで打ち込むと雄実が割れるので注意。これを接する根太の本数分やります。

節を避けて釘を打つ

よっぽど良質な無垢材でない限りがあるでしょう。自分が購入した杉無垢フローリング材も節だらけ。

だから、フロアー釘を打たなきゃいけないところが、たまたま節だったりも。節は硬いので細いフロアー釘は曲がってしまいます

硬い節はフロアー釘が曲がってしまう

ここは無難に、節からちょっとずらしてフロアー釘を打つようにしました。

フローリング材の最初の1枚目の貼り方

フローリング材の最初の1枚目の貼り方

フローリング材の最初の1枚目は、雌実(凹)を壁側にして、雌実の真上からフロアー釘を打ち込みました。

その後に、雄実(凸)にフロアー釘を斜め45度で固定する。これでフローリング材の1枚目がガッチリと固定されました。

当て木とハンマーで叩きながらはめ込む

1枚目の雄実に、2枚目の雌実をはめ込むのですが、なかなかはまらない…。おそらく、湿気で膨張しているでしょう。

そんな時は、当て木ハンマーを使います。雄実を潰さないように当て木をあてて、ハンマーで叩いてやれば徐々にはまっていきます。

フローリング材がはまらない時は当て木を使って叩きはめる

当て木はフローリング材をカットした時の端材でOK。雌実がいい感じに雄実にフィットして、ハンマーの力がしっかり伝わります。

初めは、力一杯叩いてもはまらなかったけど、次第にコツがつかめてサクサク進むように。

柱の形に合わせて加工する

フローリング材を柱の形に合わせて加工

柱と重なるところは、柱の形に合わせてフローリング材を加工しました。綺麗にカットするのは至難の技。最悪、コーキングで埋めればOKでしょう。

段差は綺麗に仕上げた

キッチンのフローリング張りは、土間に接する段差も課題でした。

段差にもフローリング材を貼る

まずは下地を作成。

段差に捨て貼り

微妙に異なる幅を調整しながら捨て貼り。

フローリングの断面を綺麗に収めるため加工する

フローリングの断面を見せたくないので、斜め45度にカット。

断面を貼り合わせて見栄えが綺麗

断面を張り合わせるようにすれば、キタコレ!綺麗に仕上がりました!

フローリング貼りは根気のいる作業

1枚目以外は同じことの繰り返し。2枚目以降は、

  1. フローリング材の裏面にボンドを塗る
  2. 当て木とハンマーではめ込む
  3. ドリルで下穴を空ける
  4. フロアー釘を斜め45度に打ち込む

この繰り返し。丸1日間かけて進捗4分の1…。なかなか根気のいる作業です。

フローリング貼りDIYは根気のいる作業

梅雨の時期はスペーサー不要

無垢材は湿度によって伸縮します。湿気を吸うと膨らみ、乾燥すると縮みます。

無垢フローリング材の場合、縮んで隙間が空く分は全然OK。問題は膨らんで、板同士が反発し合い、板が浮いてしまうこと。

それを防ぐため、あらかじめ0.5〜1mmほどの隙間を空けながらフローリング材を貼っていくことがポイント。

0.5〜1mmの隙間確保にはスペーサーを使います。

スペーサーなんてカッコつけて言ってますが、隙間を確保できれば厚紙でもアクリ板でも何でもOK。

フロアー釘で固定する前、当て木とハンマーではめ込む際に、フローリング材の間にスペーサーを挟みます。

ただし、施工時の湿度が高い場合は、すでに無垢材が膨張している状態なのでスペーサーは不要。

この時、ちょうど梅雨でした。実がハマらず苦労しましたが、スペーサーが要らなかったのは楽でしたね。

最後の1枚は雌実の下を取る

フローリング貼りの最後の1枚はちょっと加工が必要でした。普通にはめようとしても壁に突っかかってダメ。

フローリング貼り最後の1枚はどうする?

なので、雌実の下をノミで削り取り、上からフタをするようにスッポリはめ込みました。あとは真上からフロアー釘を打ち込んでフィニッシュ!終わりです!

フローリング貼り最後の1枚は雌実の下を削れば簡単

床下点検口の蓋も作成

床下点検口の蓋も作る

ついでに床下点検口の蓋も作成しました。

フローリング材をカットして床下点検口の蓋に

枠にフローリング材をはめ込んで、ビスで固定。

床下点検口の取っ手を付けて

ドリルで穴を開けて取っ手を付ける。

床下点検口を金具で補強

裏面に補強金具を取り付ければ完成です。

床下点検口の蓋が完成

床下点検口の開口部作成については、以下の記事でサクっと触れてますので、もし興味があれば読んでみて下さい。

初めての根太張りに挑戦!床下地の強度を考えてDIYする!
前回までは、土台と大引に防虫・防腐剤を塗り、大引を支える鋼製束の設置まで行いました。そして今回からは、さらにDIYらしい工程。床の下地作りに欠かせない根太を張っていきます。もちろん根太を張るのは初めて。木材の購入から、使用するビス選び、点検口の確保まで手探りで行いました。
床下地板DIY!捨て貼りは構造用合板を千鳥張りにする
床リフォームDIYの捨て貼り!構造用合板12mmを千鳥張りで敷き詰め仮置きして点検口の開口部も確保!墨つぼを使って根太のラインをマーキングして、40mmのスリムビスをインパクトで打つ!ビスのピッチ間隔は15cm!

フローリング完成前に給排水管工事を頼んで失敗した

こんな感じで、フローリング貼りが完成しました。

フローリング貼りDIY完成

5日間かけてフローリングをDIYで貼り替えた

丸5日間かかりました。奥行き4400mmの部屋に、幅11.5mmのフローリング材をひたすら貼ったんですよ…(ドン引き)

でも、変な箇所がありますよね。完成写真を見ての通り、給排水管のところだけフローリングが貼れませんでした

給排水管工事はフローリング完成後に依頼すること

そうです。捨て貼り前に業者さんに工事をしてもらったからです。

「解体で床板がない状態の方が工事しやすいかな?」という無駄な心遣いによる失敗。これだけは後悔!

どうにか配水管のギリギリまでフローリングを貼りましたが、結局、残念な感じになっちゃいました…。

給排水管工事はフローリングが完成した後に依頼すべし!二度目はないと思いますが、失敗から学んだ教訓です!

無垢フローリング材は杉よりパインがおすすめ

今回、材木店の社長に言われるがままに、一番安い杉無垢フローリング材を選びました。

杉無垢材の特徴は柔らかな触り心地と温もり。完成後に素足で歩いてみましたが、それをなんとなく感じました(素人感)

その一方で、杉無垢材のデメリットは傷つきやすく凹みやすいこと。食器を扱うキッチンには不向きだったかも…。

だったら、ちょっと高くても丈夫なパイン(松)にすればよかったと軽く後悔。

無垢フローリング材は杉とパインどっちがおすすめ?

というか、この記事書きながら楽天でフローリング材探してみたら、今回購入した杉より安いパインのフローリング材がたくさん見つかった件について…。

「木材はホームセンターか材木店が安い」と思っていたけど、モノによっては楽天の方が安かったりするんですね。

次からは視野を広げて資材集めしたいと思います。

さて次回はフローリング塗装!キッチンということで、防水性を考えた塗料を塗ることにしました!

スポンサーリンク

次によく読まれている記事

RABBIT PUNCH

この記事のコメント

DIY
タイトルとURLをコピーしました