解体から始まったキッチンDIYも、いよいよ大詰め。ついに主役のキッチンを設置していきます。
サンワカンパニーで「オッソ」を注文したのは2018年2月4日。ちょうどキッチンの床下地を作っていた頃です。自宅に届いたのは2018年3月12日。注文してから約1ヶ月ほどで配送されました。
そして、2018年11月上旬。実に8ヶ月間もの間、放置されたキッチン取り付けに着手。床下配管工事や電気配線工事以外はすべて自力で組み立てます。
(そうです、この記事は2018年11月の内容です…)
水道管や食洗機など、まぁまぁ難しそうではありますが、DIY初心者の自分でも完成させることが出来ました。
家具の組み立て感覚で開始
フローリング貼りを終え、給排水管工事も完了した。いざ「オッソ」開封の儀!
![オッソが梱包されたダンボールを運び出す](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/osso-kaihu.jpg)
オールステンレスだけあって、すべての部品が重い。夫婦でせっせと運び出し、巨大なダンボールを開けていく。
![オッソの組み立て説明書はPDFでダウンロード](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/osso-setumeisho.jpg)
組み立ての説明書は、サンワカンパニーのホームページからPDFでダウンロード。
説明書・図面検索(サンワカンパニー)
どうせIKEAの家具と同じレベルだろう。そんな軽い気持ちでスタートです。
キッチンフレームを組んでいく
とにかくネジの量がすごい。数が多すぎて、どれがどのネジか分かりづらい。トラス?Aトラス?ちょっと何言ってるか分かりません。個数で判断するしかないか…。
![付属のネジが多い](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/osso-neji.jpg)
まずはフレームから。といっても、脚を取り付けるぐらいで、ほぼ完成している。
![キッチンフレームに脚を取り付ける](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/osso-flame01.jpg)
二つのフレームをジョイントで固定。クリップを使えば、1人でも作業しやすい。
![クリップを使えば1人でも組み立てやすい](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/osso-flame02.jpg)
ジョイント部分には、オッソ唯一の引出し収納が取り付く。引出しフレームもパーツとして完成しているので大したことはない。
![オッソの引き出しフレーム](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/osso-flame03.jpg)
![ステンレスキッチン「オッソ」唯一の引き出し収納](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/osso-hikidashi.jpg)
オプションで付けたボトムカウンターは乗せるだけ。ここまでは1時間もあれば1人で出来る。
![オッソのボトムカウンターは乗せるだけ](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/osso-flame04.jpg)
給水管立ち上がり工事
次は給水管。天板が乗ると作業しづらそうなので、先に水栓や食洗機の給水管立ち上がりまで済ませておこう。もちろんDIYで。
床までの給水管は、業者さんにお願いして既に完了済み。床から上の給水管を自分でやるわけだけど、なんせ右も左も分からないド素人。
必要なものをネット調べることから始める。給水管、止水栓、シールテープを購入。
シールテープの巻き方などYouTubeで勉強。業者さんがはめた止水プラグを取り外す時のヒヤヒヤ感。そして溢れ出す水…。
![給水管立ち上がりで悪戦苦闘](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/kyusuikan-tachiagari01.jpg)
悪戦苦闘し、何とか給水管立ち上がりまでは完了した。
![何とか給水管立ち上がりは完了](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/kyusuikan-tachiagari02.jpg)
波乱万丈な詳細は、また別記事にまとめたいと思います。
天板(ワークトップ)を乗せる
次はオッソの天板(ワークトップ)を乗せる。さすがにこれは1人では無理なので、嫁さんに助けを求めました。天板は100kgはありそうな重さ。細いフレームで耐えられるのか不安になる。
ここで衝撃の事実。天板の裏地にチラッと見えた木目。
![オッソの天板(ワークトップ)は合板下地だった](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/osso-tenban-ura-gouban.jpg)
なんと、オッソの天板(ワークトップ)は合板下地だったのです。オールステンレスとはいったい…。
![オッソの内側が合板でもオールステンレス?](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/osso-tenban-all-stainless.jpg)
一応、Q&Aで「下地が見える」って書いてあるけど…。
よくある質問:オッソ(サンワカンパニー)
見えない部分とはいえ、これで「オールステンレス」の表記はちょっと残念でした。
![オッソの天板(ワークトップ)が乗った](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/osso-worktop.jpg)
ともあれ、天板が乗ると随分様になってきた。そして想像以上に大きい。10畳あるキッチンのど真ん中に置いて良かったのだろうか…。
混合水栓の取り付け
排水トラップはどうってことない。こんなの説明書を見なくても取り付けらる(念のため説明書は見た)
![オッソの排水トラップ](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/haisui-trap.jpg)
さぁ、お次は水栓の取り付けだ。混合水栓はIKEAで購入した。
![オッソに取り付ける混合水栓はIKEAで購入](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/ikea-suisen.jpg)
水栓を天板の穴にはめ込み、あとは給水管と繋げるだけ…えぇ?ウソぉ…。
![水栓が給水管に届かないトラブル](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/suisen-tachiagari-todokanai.jpg)
届かんのかーい!マジか!給水管の立ち上がりが短かったか…。あ、ちゃんと説明書にも書いてあった。60〜80(cm)と…。
![オッソの給水管立ち上がりは60〜80cm](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/osso-suidoukan-tachiagari-takasa.png)
やり直すか?給水管を返品交換するか?いや、シールテープ巻いたしな…。仕方ないからフレキ菅で延長するか。
水漏れなし、水栓完了です。
![オッソ水栓設置完了](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/suisen-kaitsu.gif)
食洗機の取り付け
食洗機の取り付けは思っていたほど難しくはなかった。言うなれば、食洗機という家電をキッチン下に置くだけのイメージ。
![オッソに食洗機を設置する](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/syokusenki-toritsuke01.jpg)
給水管、排水管、電源コードを裏から回して、水栓と同じ要領で接続。
![食洗機の給水管と排水管を接続](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/syokusenki-toritsuke02.jpg)
すっぽりハマるスペースに食洗機本体を押し込む。
![オッソの食洗機が入るスペース](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/syokusenki-toritsuke03.jpg)
![簡単にオッソに食洗機を取り付け](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/syokusenki-toritsuke04.jpg)
最後にカバーを取り付ければ完了。簡単。
![オッソオーダーメイドの食洗機カバー](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/syokusenki-toritsuke05.jpg)
ちなみに、食洗機は水道水を電気で温める方式にしています。
食洗機の水は「水道水を電気で温める」or「ガス給湯で沸かしたお湯を使う」で選べますが、我が家はプロパンガス。絶対に電気の方が安いんです。
冷たい水を電気で温めるので洗浄時間が微妙に長くなりますが、全自動だし急ぐわけでもないので。もし都市ガスなら、また選択肢が変わってくるかもしれませんね。
IHコンロの取り付け
![IHコンロの取り付け](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/08/ih-konro-kansou.jpg)
IHコンロも食洗機と同様。仕上がった家電を天板に乗せるだけでした。グリルや排気カバーなど、パーツの組み立ては必要ですが、それも簡単。
200Vコンセント工事も完了しているので、電源プラグを繋げばすぐに使用可能です。
![IHコンロ200Vの電源プラグ](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/ih-dengen-plug.jpg)
レンジフードの取り付け
最後にレンジフードを取り付けます。レンジフードもサンワカンパニーのネット通販で購入しました。
![サンワカンパニーで買ったレンジフード](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/range-hood03.jpg)
ダンボールを開封してみると、レンジフードの物自体は組み上がっていました。
![サンワカンパニーで買ったレンジフード](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/range-hood04.jpg)
![レンジフードを取り付ける](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/range-hood01.jpg)
レンジフードの取り付けは下地が大事。左壁付きのペニンシュラ型なので、レンジフードも左壁設置型。
つまり、重量26kgもあるレンジフードを面で支える必要があるため、それなりの強固な下地が必要になります。
![レンジフード取り付けの下地](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/range-hood05.jpg)
一度貼った石膏ボードを剥がして下地を追加、貼り直した石膏ボードに下地の位置とレンジフードの取付け位置、そしてダクトの位置を墨付けしました。
![レンジフード取り付けの下地](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/range-hood06.jpg)
電気屋さんの手助けも借りながら排気ダクトも取り付けました。
![レンジフードの排気ダクト取付け](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/range-hood07.jpg)
何とか設置完了。26kgが見事に浮いてるよ…すげぇ…。
![壁付きレンジフードの取り付け完了](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/range-hood02.jpg)
オッソは自力で設置できる
ついに、キッチンが完成!専門工事以外、解体から下地、内装や設備工事まで全てDIY!やればできる!
![サンワカンパニーのオッソ設置完了](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/kitchen-osso-kansei01.jpg)
![存在感あるステンレスキッチン](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/kitchen-osso-kansei02.jpg)
![ピカピカのステンレスワークトップ](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/kitchen-osso-kansei03.jpg)
![IHコンロもジャストフィット](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/kitchen-osso-kansei04.jpg)
![IKEAの混合水栓も違和感なし](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/kitchen-osso-kansei05.jpg)
![念願の食洗機は楽しみ](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/kitchen-osso-kansei06.jpg)
![レンジフードもオッソと同じステンレスカラー](https://rabbit-punch.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/kitchen-osso-kansei07.jpg)
思い返せば、この家に移住して、解体を始めて、キッチンがない家での暮らしは実に1年3ヶ月間。
外水道での食器洗い。調理はアイリスオーヤマの卓上IH。現代日本にしては、随分と不自由な暮らし。今の今まで耐えてくれた嫁さんには、本当に感謝しかありません。
お詫びにこのキッチン、どうぞ存分に使い倒してください。そんな気持ちでフィナーレ。
キッチン棚や照明器具など、まだまだやることはたくさんですが、とりあえず完!お疲れ様でした!
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