初めての根太張りに挑戦!床下地の強度を考えてDIYする!

初めての根太張りに挑戦!床の強度を考えながらDIYする!

前回までは、土台と大引に防虫・防腐剤を塗り、大引を支える鋼製束の設置まで行いました。

床下地DIY!大引を支える束柱の鋼製束を設置する
前回までのキッチンDIYは、湿気上がりがひどい床下をきれいにして、ジメジメしないように防湿シートを敷きました。...

そして今回からは、さらにDIYらしい工程。床の下地作りに欠かせない根太を張っていきます。もちろん根太を張るのは初めて。木材の購入から、使用するビス選び、点検口の確保まで手探りで行いました。

根太は床下地の強度を高める

根太は大引に対して垂直に張り巡らす床下地材のことで、床下地の強度を高めるという大事な役割があります。

根太を使わずに、大引(床梁)の上に構造用合板を置く「根太レス工法」というやり方もありますが、場所によっては床がたわむというリスクもあるらしい。

参考:根太レス工法を考える

今回は強度的に心配だし、元々根太が張ってあったということで根太工法で進めます。

根太に使う木材は赤松垂木45mm角材

根太に使用する木材は「垂木」とも呼ばれており、30x45mm、もしくは45x45mmの角材で、赤松や米松を使う場合が多いようです。

今回、根太を張る部屋は、縦に長い10畳で長辺が4520cm。ホームセンターで売ってる垂木材は4mが最長でした。

根太に使う木材は赤松垂木45mm角材

強度的には1本の垂木の方が良い気もしますが、届かないので断念。大引に掛かるように、2660cmと1860cmに分けることにしました。

元の痕跡から13列分、他にも使うだろうという事で赤松垂木45mm角材の4mを20本購入しました。軽トラを借りて搬送完了です。

コメリで軽トラ借りる

根太垂木材を搬入

ちなみに、米松ではなく赤松を選んだ理由は「なんとなく」です。米松はアメリカ産の木材らしく、だったら国産の赤松の方がいいんじゃね?という理由。今思い返せば、値段が安い米松にしておけばよかった…。

根太の間隔は303mmがベスト

根太を張る間隔は450mm、もしくは303mmとされています。これは、根太の上から張る構造用合板のサイズ、1820x910mm、縦横どちらの向きに置いても根太に掛かるということが理由です。

根太の間隔は303mmか450mm

450mm間隔でもいいのですが、今回は強度を重視して303mm間隔で根太を張っていくことにしました。

ただ、元あった根太の痕跡を見ても、ぴったり303mm間隔では行かなそうです。

なので、部屋中央の1本を基準として、そこから両端に根太を303mm間隔で配置、最終的に両端で調整することにします。

分かりやすいように、どこに根太を置くか大引に鉛筆でマークしました。

根太に防虫・防腐剤を塗る

解体した根太は湿気とシロアリにやられてボロボロだった。なので、この機会に防虫・防腐剤をたっぷり塗ります。使用するのは土台と大引に使ったクレトップ。

防腐剤は根太を張る前の方が断然塗りやすい。丸ノコでカットしたら並べて、刷毛で一気に塗りました。

防虫防腐剤を塗る

1日乾燥させたら2度塗りです。べったり染み込ませます。

防虫防腐剤を2度塗り

根太の木表と木裏を確認

防虫・防腐剤を塗り終えたら、根太を仮置きします。この時に、木表(きおもて)と木裏(きうら)を確認します。

木表と木裏を分かりやすく言うと、年輪の向きのこと。木材を切り出した時は真四角でも、乾燥するにつれて伸縮します。そうすると、必然的に木表方向に沿っていくそうです。

木材の木表と木裏

つまり、この向きを見れば、今後、どの方向に反っていくのかが分かるので、反りによる床下地の歪みも防げるということ。

なので、木表と木裏を確認し、反りやすい木表を下にしてビス打ちをします。

根太は木表を下にしてビス打ち

根太はボンドとビスで固定

根太の固定はボンドとビスを使用します。

ボンドは「根太ボンド」と呼ばれる物を使用します。固まっても弾力性があるウレタン樹脂系の「床職人」が適材でしょう。

ビスは、45mm角なら倍の90mmのコーススレッドを脳天打ちします。もしくは、65mmのビスを側面から斜め打ち(忍び釘)です。

今回は、斜め打ち(忍び釘)を成功させる自信がないということ、2本打つのが手間ということで、90mmを脳天からにします。

根太張りに使うDIY道具

根太を張っていく

防腐剤が完全に乾いたら、さっそく根太張り作業。ここで、事前にマークした根太位置ガイドが役に立ちます。

根太に床職人をつけて、マークに根太を合わせて、ドリルで下穴を空けて、脳天からビス打ち。

根太をビス打ち

床職人は付けすぎないように。そこだけ浮き上がって高さが狂うし、はみ出したボンドを拭き取るのが面倒です。

この時に根太の水平を合わせておくと良いのかもしれません。

自分は初めての根太張りに必死すぎて、水平を取ることをすっかり忘れていました。しかも、今見返してみると木表が上になってるし…もうダメダメですね、これは失敗例です笑

取り急ぎ、こんな感じで根太を張っていきました。

根太張りDIY

根太掛けを設置

大引がない壁際は「根太掛け」を設置して、その上に根太を乗せます。

前回、根太掛けは強度が心配と大引を追加しましたが、その反対側の壁際です。

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言ってることとやってることが矛盾していますが、厚さ30mmの丈夫そうな木材を柱に打ち付けました。

際根太(きわねだ)で壁際強化

壁に沿って配置する「際根太(きわねだ)」は、床の端部分に荷重がかかった時、床板が下がらないための補強。

参考:畳部屋 フローリング化 DIY

根太のあまりをパズルのようにはめ込んでいきます。壁際の沈み込み防止にもなるので、際根太も忘れずに設置します。

部分的に根太の本数を増やして床を強化

根太は303mm間隔であれば大丈夫なのですが、303mmの間にもう1本根太を追加して、151mm間隔にしてもOK。根太の間隔が狭ければ狭いほど、床下地の強度は増します。

この部屋はキッチンになるので、永続的に最も重量がかかる場所、つまり冷蔵庫を置く場所の根太を増やして、床の沈み込みを防ごうと思います。

冷蔵庫を置く場所の根太を増やして床下地の強化

その他にも、洗濯機が置かれるであろう場所、階段を下りきった床などなど、根太を増やして強度を高めるべき場所はあります。

こうやって、暮らしに合わせて下地を強化できるのもDIYならではですね。

点検口の開口部も確保

給排水管工事、シロアリ駆除、鋼製束による床のキシミ調整など、床下に潜ることを想定して今回は点検口も設置します。

点検口のキットを購入したら、説明書の通り開口部を確保します。

点検口の開口部も確保

キッチンの点検口は60x60cmサイズにしたので、枠に合わせて根太をずらしました。

根太張りは単純だけど失敗できない工程

根太張りDIY

とりあえず初めての根太張り完了。並べて固定するだけの単純作業に思いきや、仕上がりによっては歪みが出来たりと気が抜けません。

ミリ単位で割り振りを考えなければいけないところも意外と疲れました。

ただ、大変な工程だけど、組み上がっていく様子は達成感がはありました。普通なら知り得ない床下地を、自分で確認しながら進められるのもDIYの醍醐味ですね。

さて次回は、ちょろっと写真にも写った「調湿材」についてご紹介しようと思います。

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