前回、キッチン床のクッションフロアを剥がしました。そして目の当たりにした、あまりにもひどい床下の状態。シロアリに喰われていた根太、大引、束柱を解体しました。
今回はその続きです。壁際の床の強度をアップさせるために、大引を1本追加。その大引を支える束石を設置します。
大引と束柱と束石
今後、キッチンの壁際には冷蔵庫や食器棚を置く予定。ですが、現状の壁際は根太掛け(柱に打ち付けた厚板)となっています。しかも、若干シロアリにやられており、このまま根太を乗せては不安が残る。
ですので、現状の根太掛けに加え、新たに大引を追加して、さらなる重さに耐え切れるように強化します。
大引を支えるのが束柱、そして束柱を支えるのが束石。その束石を設置してやろうじゃないか!という感じです。
束石は解体で出た物を再利用
まずは束石の調達。束石はただの四角いコンクリートブロック。ホームセンターでも500円ほどで売っています。
しかし、今回は極力お金を節約したいので、隣の和室解体で出た束石を再利用することにしました。
掘り起こした束石には、固定のためのコンクリートがこびりついていたので、平タガネとハンマーで削ぎ落とします。
どうせ、再び束石はコンクリートで固めるので、ある程度の形になればOK。
力は要りますが、スパッとコンクリートの部分だけが削ぎ落ちます。彫刻してる気分で楽しい。
束石を設置する
続いて、束石を設置する穴を掘ります。深さはだいたい10cmほど。
穴の底には、束石の沈み込み防止のために砂利を敷き詰めて転圧。
その上から、コンクリートを流し込みます。
ちなみに、使用したコンクリートはコメリで購入した「ドライ生コン」という商品。
水を混ぜるだけでコンクリートになる便利アイテムです。水の量はもちろん目分量!水を入れ過ぎたら粉を入れるという安定のパンケーキ方式です!笑
そんなこんなでコンクリートを流し込んだら、束石をセットしてレベル(水平)を合わせる。
一応、既存の束石との高さも合わせました。
ある程度位置が確定したら、隙間にもコンクリートを流し込んで周りも固めます。
最後に、束石の周りにドライ生コンを粉の状態で撒いて土と馴染ませる。
これでOK!あとは地面から上がってくる湿気である程度固まるはず。
DIYなら暮らしをイメージして下地が作れる
家電や家具の配置を考えながら、下地を強化できる点もDIYのメリット。先の暮らしをイメージして丈夫な構造に改築すれば、長い目で見てお得だし、暮らしてても安心。
今後もどんどんアレンジして、常識にとらわれない工夫を実践していきます。
次回は、床下の湿気を改善する防湿シート敷きです!A型の几帳面さが炸裂しますよ!
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