前回、業者さんにお願いして、汲み取り式トイレ(ボットン便所)を洋式水洗トイレにリフォームしました。リフォームは必要最低限で、壁の補修や塗装、ペーパーホルダーといった備品は一切ない状態。
そこで今回は、トイレの仕上げをDIYします。古いながらも汚くない。手作り感で味のあるトイレに。
無垢床にはオスモカラーを塗装
まずは床のワックス塗装から。トイレの床、そして無垢材ということで、撥水性に優れて汚れに強いオイル塗料を塗ります。そこで選んだ塗料がオスモカラー・フロアークリアーのツヤ消し。
塗ったらウエス(布)で拭き取るの繰り返し。全面塗り終えたら一晩乾燥させて、2度塗り。油性ですがサラサラしており、比較的塗りやすいオイルステインです。
そして、こちらがビフォーアフター。分かりづらいですが、ツヤ消しだからこそです。
無垢材そのままの質感を残しながら、しっかり撥水して汚れを防ぐ。これを求めてたので完璧です。オスモカラーの床塗装については、別記事にまとめました。
100均アイテムでペーパーホルダーをDIY
トイレットペーパーを引っ掛けるペーパーホルダーは、Seria(セリア)の100均アイテムをちょっと加工しました。
シンプルですが、それがまた良い感じです。大したことはやってませんが、100均ペーパーホルダーの詳しい作り方はこちらの記事をご覧になってください。
柱の穴や小窓の隙間を修復
次に取り掛かったことは、柱の穴や小窓の隙間を修復。格安でトイレリフォームをやってもらったため、各所の解体跡は中途半端なまま。
ピーナッツクリームのような新兵器「ウッドパテ」を駆使して修復していきました。
棒材と床材を加工して巾木もどきを貼り付け塗装。柱のホゾ穴跡はくっきりですが、それも味。いい感じに仕上がりました。
柱の穴や小窓の隙間を修復したときの詳細はこちらの記事にまとめてあります。
あと、両引き戸から片引き戸にするため、新たに作ってもらった壁も塗装しました。便器の奥が古い壁、便器の右側が新しい壁。違いが分からないほど完璧な色合いです。
ただ、オーダーした引き戸の色は完全にミスりましたね。浮きまくっています。DIYレベルがアップしたら自分で作り直す予定。
棚板とタオル掛けをDIY
次は、トイレットペーパーや掃除道具を収納する棚です。棚と言っても立派なものは作れませんので、板を横渡しして、その上にカゴでも置く棚板を作ることに。
棚板には廃材を利用。電気カンナで表面を磨き、壁の色に合わせて塗装しただけです。
Seria(セリア)で購入したタオルハンガーを設置するため、木片パーツも作りました。
そして、棚板設置前と設置後のビフォーアフターがこちら。
上段は縁に乗せただけ。下段はホームセンターで購入した丈夫なブラケット(金具)で支えています。シンプルな作りですが、今の自分にはこれが限界です。
肥溜め埋めて煙突も撤去
「水が溜まる場所を埋める時は、底を抜かないと病人が出る※」と言われているらしですが、ちょっと無理なのでそのまま土を流し込みました。
※著書「笑って!古民家再生」より
あとは煙突。臭い対策なのか、メタンガスを抜くためなのかは分かりませんが、もはや不要の邪魔者。支えの金具も錆びて倒れそうなので、撤去しました。
古民家風のおしゃれトイレが完成
棚上段のカゴはニトリ、棚下段のカエルとベンチはセリアで購入、缶詰めにぶち込まれたポトスは嫁センス!いいね!
前回公開した内見写真の薄暗いボットン便所が、見事、古民家風でおしゃれなトイレに生まれ変わりました!
これまではトイレインテリアに興味はなかったけど、こうして自分で仕上げると愛着が湧きますね。トイレはこれにて完成!この調子で、他の部屋も良い感じに仕上げていきます!
この記事のコメント