古民家のフロア材は絶対に無垢。そんな強いこだわりから、新しく作った我が家のトイレの床はオークの無垢材にしました。
しかし、トイレという場所は水滴や飛び跳ね等で、せっかくの無垢材が非常に傷みやすい環境でもあります。
そこで必ずやるべき事がオイルの塗装です。
今回は、古民家風のおしゃれなトイレを演出する、無垢床のオイル塗装をDIYしていきます。
トイレの無垢床はオスモカラーのツヤ消し
トイレの床で重要なことは撥水性。フロア材の表面を保護して、水や汚れを弾き飛ばすオイル塗料が最も適正ています。
そこで選んだ塗料がオスモカラー・フロアークリアーのツヤ消し。
撥水性に優れており、無垢フローリングとの相性も抜群。浸透性塗料なので木材の呼吸を妨げることなく、フロア材を長持ちさせます。
コスパで選ぶならユーロオイル
コストパフォーマンスで考えるなら、ユーロオイルという選択肢もあり。撥水性に関しても、オスモカラーに引け劣りません。
ただ、ユーロオイルはツヤが出てしまうっぽいです。表記は「3分艶」となっていますが、可能な限りツヤは出したくない。
その点、オスモカラーは「3分艶」の他に「ツヤ消し」という商品を出すほど。塗った後のテカりがほとんどない、良い感じのマット感が期待できます。
ユーロオイルよりも値段は高いですが、無垢特有の温もり感を最大限に活かしたいなら、オスモカラーがおすすめです。
その他にも「リボス」や「未晒し蜜蝋ワックス」といった無垢フローリング床に適した塗料があります。それぞれの特徴はこちらの記事にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
トイレの無垢床にオスモカラーを塗っていく
話を戻して、早速、オスモカラーを塗装していきます。本来であれば、床の塗装は便器の設置前に済ませておくべきでしたが、そこまで頭が回らなかった。
塗装とマスキングテープはセット。ということで、便器の縁をマスキング。特に便器の裏側が苦行。陶器だからマスキングなんていらないんじゃないか?という疑問を抱えながら、巨体を隙間にねじ込みました。
マスキングが終わったら軽くヤスリがけして、表面の汚れを拭き取って、塗装開始。ここでも奥が狭くて塗りづらい。みなさん、トイレ床の塗装は便器を設置する前に。これ絶対ですよ。
ちなみに、オイル塗装は普通の毛ハケではなく、押し塗りができるコテバケを使います。
スポンジのような表面のコテバケに、力を込めて擦り込むように塗ります。
塗ったらウエス(布)で拭き取る。この繰り返しで1畳ほどの床を塗っていきます。全面塗り終えたら一晩乾燥させて、翌日再び2度塗りを。
慣れないコテバケに初めは苦戦しまたが、オスモカラーは油性のくせにサラサラしており、比較的塗りやすいオイル塗料。これなら女性でも楽勝でしょう。
ビフォーアフター
そして、こちらがビフォーアフター。違いが分かりづらいですね。でも、それで良いんです。ツヤ消しなので無塗装に近い方がGood。
無垢材そのままの質感を残しながら、しっかり撥水して汚れを防ぐ。これを求めていたので完璧です。
次回は、セリアの100均アイテムを使ったペーパーホルダー作りに挑戦します!
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