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新車追加の自動車保険は車両入替とセカンドカー割引のどっちが安い?チューリッヒで比較してみた

新車追加の自動車保険は車両入替とセカンドカー割引のどっちが安い?チューリッヒで比較してみた

先日、念願の新車「CX-5(XD L Package 4WD)」を購入しました。

長かった国産ミドルクラスSUV選びもひと段落。ひと息つく暇もなく、次にやるべきことは自動車保険です。

今回、乗り換えではなく新車追加の2台持ちになります。

ということで、新規で自動車保険に加入しなければいけないのですが、ディーラーの営業マンに相談したところ「軽自動車で加入している自動車保険を、CX-5に車両入替したほうが安いのでは?」とのことでした。

初めて聞く「車両入替」というワード。少々面倒なことになりそうな予感がします。

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車両入替とセカンドカー割引

自動車保険には「車両入替」という仕組みがあります。契約時に登録した車を、別の車に変更するというものです。変更に伴う保険料の差額は、追加で支払う形になります。

また、車両を新たに追加場合、車両入替の他に「セカンドカー割引」という仕組みを設けている保険会社も多い。

セカンドカー割引では、通常ノンフリート6等級からスタートのところ、同契約者の場合に限りノンフリート7等級スタートとなり、保険料が少しお得になるというもの。

つまり、今回は「車両入替」をすべきなのか?それとも「セカンドカー割引」を活用すべきなのか?が最大のポイントになるわけです。

同じ保証なら安い方を選ぶべきですよね。

2台持ちになるならどっちがお得か?

5年前から乗っている軽自動車のタントは、チューリッヒのネット保険に加入しています。

無事故のノンフリート11等級で、新規加入時のノンフリート6等級より、幾分かは保険料が安くなっているはず。

中古のタントよりも、新車のCX-5の方が保険料が高くなるのは当然。であれば、ノンフリート11等級とCX-5に使った方がお得になるのは明らか。

ただ、車両入替を行うとタントは新規加入となり保険料が高くなってしまう。単体で考えるより、2台トータルで考えなければいけない。

そこで、次の2パターンの保険料を算出することにしました。

  • Aプラン:車両入替をしてCX-5をノンフリート11等級に、タントを新規契約でセカンドカー割引を適用
  • Bプラン:CX-5をセカンドカー割引で登録する

自動車保険の加入に必要な情報を準備する

「車両入替」と「セカンドカー割引」の保険料の比較を行う前に、手元に車検証を準備しておくこと。車検証が手元にない場合は、ディーラーの営業に以下の項目を聞いておく。

  • 登録番号(ナンバー)
  • 初度登録年月
  • 型式
  • 車台番号
  • 車両所有者
  • 車両使用者

自動車保険の加入に必要な情報なので、ずべて揃ってから手続きを開始します。

チューリッヒのネット保険は車両保険の追加が面倒

ここでちょっとしたトラブル発生。乗り潰すつもりだったのか、タントは車両保険なしだった。

車両入替するCX-5は新車だから、このまま「車両保険なし」の状態は絶対にダメ。車両入替のタイミングで車両保険を追加することにしました。

ところが、チューリッヒはネットでの車両保険の変更が出来ないらしい。車両保険の追加や変更は、別途、問い合わせろとのことだ。ネット保険なのに、これは面倒。

とりあえず、問い合わせフォームからアポイント。折り返しの連絡を待つことに。

セカンドカー割引の保険料を見積もってみた

カスタマーからの折り返しを待つ間、CX-5をセカンドカーに登録した場合の保険料を見積もってみました。補償内容は以下の通り。

  • 30歳以上限定
  • 本人と配偶者
  • 対人賠償保険:無制限
  • 対物賠償保険:無制限
  • 対物超過特約:なし
  • 無保険車傷害特約:2億円
  • 人身傷害保険:5000万円
  • 人身傷害(搭乗中のみ補償)特約:あり
  • 車両保険:ワイドカバー型
  • 車両保険金額:400万円
  • 免責ゼロ特約:なし
  • 免責金額1回目:5万円
  • 免責金額2回目以降:10万円
  • 地震等による車両全損一時金特約:なし
  • 個人賠償責任補償特約:なし
  • 原付特約:なし
  • ロードサービス費用特約:あり
  • 地震等による死亡一時金特約:なし
  • 弁護士費用等補償特約:なし
  • 証券発行特約:なし
  • 他車運転危険補償特約:あり
  • 自動継続特約:あり
  • クレジットカード登録特約:あり

セカンドカー割引が適用され、ノンフリート7等級になって、年間33,890円だった。ディーラーに見積もってもらった某保険は10万円オーバーだったから、やっぱり通販型自動車保険は安い。

車両入替をした場合の保険料

土曜の昼にフォームから問い合わせしたら、翌日の昼に電話がかかってきた。納車が明日月曜だったので助かった。

手元に車検証を用意して、カスタマーに新車(CX-5)の情報を伝える。

車両入替と合わせて、補償内容の変更がある場合は、事前に整理しておくといい。

電話で変更点を伝えたら手続き完了。ついでに、タントからCX-5に車両入替をした場合の保険料も聞いたけど、明確な保険料は教えてくれなかった。

その後、すぐに変更完了のメールが送られてきて、マイページの管理画面の契約変更履歴に反映されていた。

保険料の差額は、本日付でクレジットカードから引き落とし。CX-5の自動車保険はこれで完了…。

え?セカンドカー割引と比較する余地なし?

肝心の保険料は…年間33,310円。セカンドカー割引の場合が年間33,890円だから、580円安くなったことになる。うん、微妙な価格差。

問題はタントの保険料。ノンフリード11等級から7等級に落ちた場合の価格差が、580円以内に収まるのかが肝。

トータルの自動車保険料は安くなったのか?

改めて確認すると、今回、新車を追加購入した場合の自動車保険は、次のどちらかになる。

  • Aプラン:車両入替をしてCX-5をノンフリート11等級に、タントを新規契約でセカンドカー割引(ノンフリート7等級)を適用
  • Bプラン:タントはノンフリート11等級のまま、CX-5をセカンドカー割引(ノンフリート7等級)で登録する

流れで車両入替の手続きが完了してしまい、強制的にAプランになってしまいましたが、なんとかCX-5の保険料は安くなった。

  • 車両入替(年33,310円):ノンフリート11等級
  • セカンドカー割引(年33,890円):ノンフリート7等級

CX-5への車両入替が完了してすぐに、タントをセカンドカー契約した。その際の保険料が以下。

  • 既存(年12,820円):ノンフリート11等級
  • 新規セカンドカー割引(年13,370円):ノンフリート7等級

550円高くなった!つまり…

  • Aプラン:2台分で年間46,680円
  • Bプラン:2台分で年間46,710円

その差、僅か30円!少な!10年でも300円!これは想定外!

車両入替のメリットはさほど大きくなかった

結論、ノンフリート11等級くらいなら、車両入替だろうが、セカンドカー割引だろうが、大差はない。むしろ、手続きが面倒なだけ。

もし、ノンフリート20等級なら、もう少し違ったかもしれません。

でもまぁ、結果的に安くなったのが唯一の救いでした。これで高くなったら発狂してました。

あとは、絶対に事故らないように気を付けないといけません。事故って等級ダウンしたら苦労が水の泡にですからね。

以上、慎重になりすぎた男の末路でした。車両入替かセカンドカーで迷ってる方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

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