解体から始まったキッチンDIYも、いよいよ大詰め。ついに主役のキッチンを設置していきます。
サンワカンパニーで「オッソ」を注文したのは2018年2月4日。ちょうどキッチンの床下地を作っていた頃です。自宅に届いたのは2018年3月12日。注文してから約1ヶ月ほどで配送されました。
そして、2018年11月上旬。実に8ヶ月間もの間、放置されたキッチン取り付けに着手。床下配管工事や電気配線工事以外はすべて自力で組み立てます。
(そうです、この記事は2018年11月の内容です…)
水道管や食洗機など、まぁまぁ難しそうではありますが、DIY初心者の自分でも完成させることが出来ました。
家具の組み立て感覚で開始
フローリング貼りを終え、給排水管工事も完了した。いざ「オッソ」開封の儀!
オールステンレスだけあって、すべての部品が重い。夫婦でせっせと運び出し、巨大なダンボールを開けていく。
組み立ての説明書は、サンワカンパニーのホームページからPDFでダウンロード。
説明書・図面検索(サンワカンパニー)
どうせIKEAの家具と同じレベルだろう。そんな軽い気持ちでスタートです。
キッチンフレームを組んでいく
とにかくネジの量がすごい。数が多すぎて、どれがどのネジか分かりづらい。トラス?Aトラス?ちょっと何言ってるか分かりません。個数で判断するしかないか…。
まずはフレームから。といっても、脚を取り付けるぐらいで、ほぼ完成している。
二つのフレームをジョイントで固定。クリップを使えば、1人でも作業しやすい。
ジョイント部分には、オッソ唯一の引出し収納が取り付く。引出しフレームもパーツとして完成しているので大したことはない。
オプションで付けたボトムカウンターは乗せるだけ。ここまでは1時間もあれば1人で出来る。
給水管立ち上がり工事
次は給水管。天板が乗ると作業しづらそうなので、先に水栓や食洗機の給水管立ち上がりまで済ませておこう。もちろんDIYで。
床までの給水管は、業者さんにお願いして既に完了済み。床から上の給水管を自分でやるわけだけど、なんせ右も左も分からないド素人。
必要なものをネット調べることから始める。給水管、止水栓、シールテープを購入。
シールテープの巻き方などYouTubeで勉強。業者さんがはめた止水プラグを取り外す時のヒヤヒヤ感。そして溢れ出す水…。
悪戦苦闘し、何とか給水管立ち上がりまでは完了した。
波乱万丈な詳細は、また別記事にまとめたいと思います。
天板(ワークトップ)を乗せる
次はオッソの天板(ワークトップ)を乗せる。さすがにこれは1人では無理なので、嫁さんに助けを求めました。天板は100kgはありそうな重さ。細いフレームで耐えられるのか不安になる。
ここで衝撃の事実。天板の裏地にチラッと見えた木目。
なんと、オッソの天板(ワークトップ)は合板下地だったのです。オールステンレスとはいったい…。
一応、Q&Aで「下地が見える」って書いてあるけど…。
よくある質問:オッソ(サンワカンパニー)
見えない部分とはいえ、これで「オールステンレス」の表記はちょっと残念でした。
ともあれ、天板が乗ると随分様になってきた。そして想像以上に大きい。10畳あるキッチンのど真ん中に置いて良かったのだろうか…。
混合水栓の取り付け
排水トラップはどうってことない。こんなの説明書を見なくても取り付けらる(念のため説明書は見た)
さぁ、お次は水栓の取り付けだ。混合水栓はIKEAで購入した。
水栓を天板の穴にはめ込み、あとは給水管と繋げるだけ…えぇ?ウソぉ…。
届かんのかーい!マジか!給水管の立ち上がりが短かったか…。あ、ちゃんと説明書にも書いてあった。60〜80(cm)と…。
やり直すか?給水管を返品交換するか?いや、シールテープ巻いたしな…。仕方ないからフレキ菅で延長するか。
水漏れなし、水栓完了です。
食洗機の取り付け
食洗機の取り付けは思っていたほど難しくはなかった。言うなれば、食洗機という家電をキッチン下に置くだけのイメージ。
給水管、排水管、電源コードを裏から回して、水栓と同じ要領で接続。
すっぽりハマるスペースに食洗機本体を押し込む。
最後にカバーを取り付ければ完了。簡単。
ちなみに、食洗機は水道水を電気で温める方式にしています。
食洗機の水は「水道水を電気で温める」or「ガス給湯で沸かしたお湯を使う」で選べますが、我が家はプロパンガス。絶対に電気の方が安いんです。
冷たい水を電気で温めるので洗浄時間が微妙に長くなりますが、全自動だし急ぐわけでもないので。もし都市ガスなら、また選択肢が変わってくるかもしれませんね。
IHコンロの取り付け
IHコンロも食洗機と同様。仕上がった家電を天板に乗せるだけでした。グリルや排気カバーなど、パーツの組み立ては必要ですが、それも簡単。
200Vコンセント工事も完了しているので、電源プラグを繋げばすぐに使用可能です。
レンジフードの取り付け
最後にレンジフードを取り付けます。レンジフードもサンワカンパニーのネット通販で購入しました。
ダンボールを開封してみると、レンジフードの物自体は組み上がっていました。
レンジフードの取り付けは下地が大事。左壁付きのペニンシュラ型なので、レンジフードも左壁設置型。
つまり、重量26kgもあるレンジフードを面で支える必要があるため、それなりの強固な下地が必要になります。
一度貼った石膏ボードを剥がして下地を追加、貼り直した石膏ボードに下地の位置とレンジフードの取付け位置、そしてダクトの位置を墨付けしました。
電気屋さんの手助けも借りながら排気ダクトも取り付けました。
何とか設置完了。26kgが見事に浮いてるよ…すげぇ…。
オッソは自力で設置できる
ついに、キッチンが完成!専門工事以外、解体から下地、内装や設備工事まで全てDIY!やればできる!
思い返せば、この家に移住して、解体を始めて、キッチンがない家での暮らしは実に1年3ヶ月間。
外水道での食器洗い。調理はアイリスオーヤマの卓上IH。現代日本にしては、随分と不自由な暮らし。今の今まで耐えてくれた嫁さんには、本当に感謝しかありません。
お詫びにこのキッチン、どうぞ存分に使い倒してください。そんな気持ちでフィナーレ。
キッチン棚や照明器具など、まだまだやることはたくさんですが、とりあえず完!お疲れ様でした!
この記事のコメント