空前の土間ブーム。一般住宅でも土間のあり方が見直されている昨今。やっぱり流行は繰り返されるようです。
土足でくつろいだり、作業できるインナーガレージ的な空間は憧れますよね。
ということで、今回からスタートした「和室を土間コンクリートにしてコメダのようなカフェにする」という計画。
第一弾は解体からスタートです。
和室を土間コンクリートにしてコメダみたいにする
今回、土間にする部屋は増築に作られた8畳の和室。
謎だった第二の玄関とも直結しており、土間にするにはうってつけの場所。
この和室をコメダのようなカフェ空間にして、家にいながらノマド気分が味わえる部屋します。
ついでに、薪ストーブやハンモックなんかも置いちゃったりして。キッチンとも直結しているので、ホームパーティができるスペースにもなります。
まぁ、当面のあいだは古民家再生の拠点として、木材を加工したり、工具を置いたりする工房になるでしょうけど。
壁と天井を解体
まずは解体。砂壁剥がし、長押と鴨居の解体は以前に記事にまとめました。
押入れも壁と一緒で、サクッと解体できましたよ。
次は天井板剥がし。
一般的な天井は、
- 吊り木
- 野縁受け
- 野縁
- 天井材
で構成されています。
天井材は薄い化粧板1枚だったので、ドリルで穴を開けて、ノコギリで切り込みを入れ、あとはおもいっきり手で剥がす!
セイッ!
セイッ!セイッ!
セイッ!セイッ!セイッ!
野縁と野縁受けは適当なところで切断し、バールを使いながら撤去。
吊り木は逆側からハンマーで叩けば取れました。
露わになった天井裏。立派な梁だ。
と思ったら、屋根下地のベニヤ板が剥がれて瓦が見えている部分が。
アスファルトルーフィング(屋根防水シート)がなかった時代の油紙(黒いやつ)もボロボロ。
屋根葺き替えが必要か…金が掛かるなぁ。
畳を上げて下地板(荒板)を剥がしていく
続いて床の解体。まずは8畳分の畳上げからです。
畳上げはバールを使えば簡単に持ち上がります。
この時、はじめて畳という物を持ち上げたのですが、これ、めちゃくそ重いですね。腰にきます。
それを8枚、必死の思いで外に運び出しました。
畳の下に貼られている下地板は荒板(あらいた)と呼ばれるらしいです。
荒板もバールを使ってバリバリ剥がす。
すると床下が見えました。相変わらず湿っています。
根太、大引、束石を撤去
荒板を剥がして露わになった根太と大引も解体します。
隣の部屋、キッチンの床を解体した時に比べて、根太や大引の状態は良好でしたね。その分、解体は大変でした。
束石も邪魔なので撤去します。
束石は四角いコンクリートブロックを生コンで固定しているだけ。スコップで簡単に掘り起こすことができました。
和室の解体完了
解体は完了。今回はここまで。
バールの使い方もだいぶ様になってきたので、解体はサクサク進みました。
次回はボコボコの地面を整地して、コンクリート打ちに備えて砕石を敷いていきます。
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