築40年ほどの増築にあるキッチン。床のクッションフロアはふわふわしてるし、天井には怪しいシミがあるし。この物件で一番の難関がここ。
生活の基盤はキッチンから。このままではまともな暮らしはできない。ここから直す!
ということで、キッチンのセルフリノベがスタートしました!まずは解体!
天井のシミはハクビシンのトイレ
キッチンの天井は、昭和のトレンドでもある化粧石膏ボードが敷き詰められていました。いやぁ、ダサいですね。
そして、雨漏りかと思っていたシミ。一発目の天井の剥がしで、鼻を突くようなアンモニア臭が。そうです、動物の糞尿の臭いです。
おそらくハクビシンか何かのトイレでしょう。母屋と増築の屋根の継ぎ目にも大きな穴が空いていたし。
動物は好きだけど、頭上にトイレは許すまじ。息を止めながら解体しました。
キッチン台を撤去
設置されていたのは古いタイプのキッチン。システムキッチンの前の流行で、セクショナルキッチンと言うらしい。セクショナル…//。
パーツは、シンク、調理台、ガス台の全3つ。キッチン台自体は固定はされていない。置かれているだけ。水道管とガスの元栓は壁設置なので、排水ホースだけ取れば簡単に外せる。
虫&臭い上がり防止のため排水管の穴を養生テープでフタ。
ネジで固定してあるだけの壁面棚も解体しました。
ちなみに、撤去したキッチン台が邪魔なので処分しようと「ジモティー」に0円出品したらすぐに問い合わせが。タダで引き取ってもらいました。
でも今思えば、古いとはいえステンレス製だし、まだ使えそうだったからちょっと勿体無かったと後悔。
レンジフードと換気扇を解体
ちっこい換気扇のわりに、デカいレンジフードはステンレス製。接着剤と釘で固定されているため、こちらも一苦労。
換気扇はすんなり撤去できた。ただ、下地の枠組みが手強い。ガチガチに固められていた。
こういうのを解体するたびに思う。作る時より壊す時のほうが大変だって。だから、40年経った今も丈夫なんでしょうね。
備え付けの食器棚を解体
次は重厚な作りの備え付け食器棚。とにかく主張が激しい。無駄に部屋を圧迫するので撤去します。
ただコイツがちょっと厄介だった。壁下地や根太に固定されており、なかなか苦戦。壁や床をエグりながら解体しました。
漆喰の壁を解体
上の画像を見てわかる通り、キッチンの壁は全面漆喰。その下に接着剤代わりのモルタル。そして石膏ボードの下地となっていました。壁の解体は手慣れたもので、サクサク進みました。
ちなみに、キッチンの横はお風呂となっており、そのコンクリブロックの下地があらわになりました。
というか、石膏ボードを固定するためにコンクリブロックにも普通の釘を打ってたんですね…。
まとめ
今回の解体はここまで。作業スピードも速くなって、解体は場数だと痛感しました。出た廃材もエゲツない。
でも全部が廃材じゃない。解体ゴミには価値があることを学びました。今回、0円で譲ったキッチン台もゆくゆくは外キッチンとして活用できたかも。
ステンレスは高いので鉄クズ屋で買い取ってくれる。捨てるときは慎重にですね。
次回は、ふかふかで補強だらけのキッチン床を解体。いかにもヤバそうだけど、果たして床下はどんな状態なのか?乞うご期待!
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