キッチンDIYでやってみたかったことがあります。それがキッチンツールフックの設置。壁に取り付けたステンレス棒に、フライパンや調理器具を吊り下げて収納するやつです。
インスタなどで目にするおしゃれなキッチンではお馴染み、見せる収納の大定番。この機会にぜひキッチンツールフックを取り付けてみたかった。
そこで憧れのキッチンツールフックをDIYで自作してみました。これが超簡単で低コストだったんです。
IKEAのキッチンツールフックがおしゃれ
キッチンツールフックを初めて目にしたのがIKEA(イケア)にて。
壁に掛けられたステンレスの小物入れ、S字フックに掛かったフライ返しやおたま。普段使いの調理器具も、壁に掛けるだけで「おしゃれなインテリア」に早変わり。
これをIKEAのキッチンエリアで目にした瞬間「絶対にキッチンツールフックを設置しよう」と決めました。
ステンレスパイプでキッチンツールフックをDIYする
ただ、IKEAで売られているキッチンツールフックは一式揃えるとかなりの金額。
IKEAのキッチンツールフック「クングスフォルス」は56cmで799円。今回、設置したいキッチンツールフックは長さ200cm位を希望。ザックリ計算で3200円ほどになります。
う〜ん、ちょっと高いかな。一旦保留。
ケチな私は、代替品を探しにいつものホームセンターへ。するとあるではないか、ステンレスパイプという物が。
なるほど、ステンレスパイプとはこうやって使う物なのか。
IKEAのキッチンツールフック「クングスフォルス」は直径1.3cm。同じ太さのステンレスパイプが、長さ182cmで628円。希望の200cmには届かないが、これ1本取り付ければいいじゃん。
よし、ステンレスパイプを使ってキッチンツールフックを自作しよう。
ステンレスパイプを固定する「ダイカストブラケット」には通常と首長の2種類ありました。
キッチンツールフックは出来るだけ壁から離したいので、首長の止め2個、補強用の通し2個も購入。
ステンレスパイプとダイカストブラケット4個で合計1260円。買うと高いキッチンツールフックですが、ホームセンターの材料を使えば安く作れます。
近くにホームセンターがない方はネット通販でも入手可。
自作のキッチンツールフックを取り付ける
キッチンツールフックを設置する壁には、塗装した1×4材を貼り付けました。これがビスの効く下地になります。
今回、ステンレスパイプはカットせずにそのまま使うので面倒な工程は一切なし。取り付けも至って簡単。
ダイカストブラケット(通し)2個をステンレスパイプに通してから、ダイカストブラケット(止)で両端を固定する。固定用のビスはダイカストブラケットに付属しています。
ダイカストブラケット(通し)は60cm、120cmの位置で固定。
水平測りも忘れずに。バッチリです。
これで取付け完了。超簡単です。
ダイカストブラケット(通し)を2個取り付けた理由は、フライパンなどの重い物を引っ掛けた時に、ステンレスパイプがたわんでしまうのを防ぐため。補強用です。
IKEAの小物入れとS字フックも使える
いい感じの「小物入れ」は流石にホームセンターに売っていなかったので、渋々、IKEAの商品を購入しました。「S字フック」はIKEAで買った方が安かったです。
ステンレスパイプの太さはIKEAのキッチンツールフックと同じなので問題なくフィットします。
一通り、調理器具なども取り付けてみたらこんな感じ。
キッチンペーパーはホームセンターで購入したチェーンを通して吊り下げました。
そこそこ重いフライパンや鍋を吊り下げていますが、補強のおかげでたわむことなく使えています。
唯一、後悔した点といえば、壁が漆喰なのでフライパンを引っ掛ける時に壁に傷が付いたりすることですね。
それ以外は見た目も申し分ないし、収納の節約も出来て満足です。
もし、キッチンツールフックの購入しているなら、DIYしてみてはいかがでしょうか?
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