キッチンが無事に完成して次の課題は天井照明。ペンダントライトにするんだけど、梁見せ天井、グレーの漆喰、ステンレスキッチンと来たら、イメージはヴィンテージ風な照明。
ヴィンテージ風?アンティーク?って言うのか?
理想を探し求めて「照明 アンティーク」でネット検索するもイマイチ。そのうち「インダストリアル(工業的)」という用語を知りました。
早速「照明 インダストリアル」で画像検索…するとジャストミート!(古い)
いいね!インダストリアル!中でも「ワイヤーランプ」ってのいいじゃない!これにしょう!キッチン照明はワイヤーランプにしよう!
市販のワイヤーランプは高い
ワイヤーランプとは、ランプシェード(照明の傘)がワイヤーで出来ている照明のこと。ワイヤーシェードとも呼ばれています。
ただ、市販のワイヤーランプはとにかく高い!
ワイヤーシェードだけでも1000円とか。ソケットや電球込みだと1個3000円とか。今回は6個設置したいので合計1万8000円?高すぎるだろ…。
ワイヤーランプ、自作できないかな?ハンガーと曲げたりしてさ。かなり面倒そうだけど…どうしよう…。
クリップライトってインダストリアルじゃね?
ワイヤーランプを諦めきれない中、ふと工具置き場に目をやるとワイヤーランプにそっくりな照明があるではないか。
建築現場で使われるクリップライトである。その名の通り、クリップで挟んで好きなとことに設置できる照明。
また、落としたり、資材をぶつけたりして、電球が割れるのを防ぐため、金網のランプガードで覆われているのも特徴。
見方によっちゃ、このクリップライトってワイヤーランプじゃね?インダストリアルでかっこいじゃん!これで良いじゃん!
必要な照明の数はルーメン数で決める
ワイヤーランプを自作する前に、照明を何個設置するか?を決めなければなりません。そこで参考にしたのが「ルーメン数」です。
ルーメン(lm)とは明るさを示す単位のことで、光源から放たれる光の量を表しています。何畳で何ルーメンが最適という指数もあるので、使用する電球のルーメンを元に設置する照明の数を決めました。
詳しくは別記事で解説していますので、あとで参考にしてみて下さい。
ワイヤーランプをDIYで自作する
クリップライトのままだと、どうしても現場感が出ちゃいます。なので、ちょっとアレンジが必要。まずは材料集めから。
ホームセンターにクリップライト用のランプガードだけが売っていました。とりあえずこれを6個しました。
ランプガードはそのままだとメッキ感があってインダストリアルっぽくないので塗装します。ブロンズっぽい色にしたいのでウ○コ色ライトカーキを塗ります。
なんか違う感はありますが、まぁ遠目じゃ分からんだろ。なんとなくブロンズっぽければOK。
ペンダントコードを6本買いました。黒いコードで長さは1m。
ペンダントコードは一番安いソケット部分がベージュ。目立つので黒に塗装します。
天井に取り付けるシーリングソケットも白のままだと目立つので黒く塗装します。
電球はIKEAのフィラメントLED電球を購入しました。IKEAで見つけて一目惚れ。白熱電球のような光り方ですが、LEDなので電気代はお得。
近くにIKEAがないって方でも大丈夫!Amazonとか楽天でもフィラメントLED電球が手に入りますよ!
各塗装が乾いたら電球ソケットにランプガード取付けます。
完成です。黒く塗装したソケットは塗装が剥がれてしまいました。プラスチックなのでサンドペーパーで表面にキズを付けてから塗装したほうが良いかもしれません。
ウ○コ色に塗装したランプガードはミスったかもですね。実際に照明ONでどう見えるか次第。
おしゃれ照明じゃねーか
シーリングソケットは天井の母屋に取り付け。キッチン設備の際に業者さんに設置してもらいました。こちらも塗装が剥がれちゃってますね…。
よし、照明ON…!!!
え!やばっ!おしゃれっ!
いいじゃん!ウ○コ色に塗装したランプガードもヴィンテージ感出てる!やっぱりポイントはフィラメントLED電球だよな!光に温かみがあって雰囲気が出てる!
あ、ちなみに母屋の高さが違うので奥のコードは結って長さ調整してます。
で、どうですか?これぞインダストリアル照明じゃないですか?憧れのワイヤーランプが格安で自作できて大満足!特に難しいことはしていないので超簡単!皆さんもDIYしてみてはいかが?
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