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国産ミドルクラスSUVを新車で買うなら注意すべき11のポイント

国産ミドルクラスSUVを新車で買うなら注意すべき11のポイント

買い物をする際は絶対に失敗したくない性格の自分。値段が高ければなおさら。

そんな「超慎重派」の自分が国産ミドルクラスSUVを新車で購入するというのだから、もう大忙し。

今回は、そんな新車選びで気が付いたポイントをまとめます。

新車の購入を検討している方の参考なれば幸いです。

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1. 自分で調べて比較する

個人的な考えとしては、ディーラーは答え合わせの場だと思っています。

自分で調べれば分かることは事前に調べておいて、後日、ディーラーに行ったら営業マンに「〜は〜ということですか?」と聞ける状態にしていきます。

そもそも、ディーラーの営業マンも私たちと同じで、新車が出ればカタログを読んで勉強しています。知識の取得時期が早いか遅いかの違いであって、見ている教科書は同じ。

ディーラーの営業マンと同等の知識とは言いませんが、それに近い認識があれば、より専門的な情報を聞き出すことが出来るはずです。

専門的な情報が分かれば、候補車の比較にも役立ちますからね。

なので、今すぐに出来ることは、価格、燃費、大きさ、トルクなど、ネットで調べれば簡単に分かるデータの比較です。とりあえず何も考えず、候補になっている車を比較してみましょう。

ちなみに、自分が調べた内容がこちら。

国産ミドルクラスSUVの価格・燃費・大きさ・トルクを比較 - CX-5・RAV4・フォレスター・エクストレイル
初めての新車を購入するにあたって、候補になった国産ミドルクラスSUVのCX-5(マツダ)RAV4(トヨタ)フォレスター(スバル)エクストレイル(日産)の価格・燃費・大きさ・トルクを比較。グレード選びからオンライン見積もりまで。

調べてるうちに、それぞれの車のメリットやデメリットが見えてきました。

全くの無知だった自分でも、車に少し詳しくなってて、ディーラーに行ったら聞きたいことも増えましたよ。

また、オンライン見積もりも必ずやっておきましょう。会員登録せずにできます。

同時に、必要だと思うメーカーオプションディーラーオプションもチェックしましょう。ディーラーでの見積もり作成がスムーズに進みます。

2. 気になる車は必ず試乗する

当たり前ですが、購入する前に必ず試乗してから決めること。

私自身、つい最近までは試乗といったことをしたことがなかったのです。試乗童貞でした。試乗はどこかハードルが高そうだと思っていました。

でも、実際はそんなこと一切ありませんでした。

近くのディーラーに電話して試乗予約をすればOKです。予約した日時に来店すると車が用意されているので、営業マンを乗せてちょっとしたドライブです。

今回、いくつか気になる国産ミドルクラスSUVに乗ってみましたが、それぞれ異なった乗り心地でした。

シートに座った時の視界、アクセルやブレーキを踏み込んだ感覚、試乗したからこそ分かった事は計り知れない

良くも悪くも、百聞は一見に如かず。気になる車には実際に乗って、運転して、体感して比較しましょう。

3. ディーラーが近くにある重要性

ディーラーが自宅の近くにあるということも意外と重要。

今回、購入候補の国産ミドルクラスSUVは以下。

  • CX-5(マツダ)
  • RAV4(トヨタ)
  • フォレスター(スバル)
  • エクストレイル(日産)

マツダ、トヨタ、日産のディーラーは、私が暮らす南房総エリアにありました。ただ、スバルのディーラーだけがなかった。

ですので、わざわざ高速道路に乗って、一番近い君津まで試乗しに行きました。片道1時間ほどです。

新車なら最初の車検はディーラーにお願いしたいので、それを考えるとフォレスター(スバル)はマイナスポイント。

いくら欲しい車でも、自宅からディーラーまでの距離は重要なポイントだと感じました。

4. 同じ車種でも販売系列店で異なる値引きの金額

RAV4(トヨタ)の試乗をしようとディーラーを調べてたら、トヨタには「千葉トヨタ」「ネッツ」「カローラ」「トヨペット」の4つ販売系列店が存在することを知りました。

マツダも同様に「千葉マツダ」「オートザム」「アンフィニ」があり、日産も「千葉日産」「プリンス」「サティオ」と、同じメーカーでも異なる販売系列店が複数あります。

昔は、各メーカー、各販売系列店ごとにターゲットとする客層があり、取り扱い車種が異なったみたいです。

それが、現在は各メーカーで販売系列店の統合が行われ、取り扱い車種の垣根もなく、どのお店でも全車種購入可能だそうな(一部例外あり)

ただし、同じ車種でも販売店によって値引きの金額は異なります。それぞれ見積もりをもらって比較すれば、最安値で買えるかもしれませんね。

5. 値引き交渉は簡単

どこかのブログで「値引き交渉が面倒なら新古車がおすすすめ、最初から値引きされている」という文言を目にしましたが、それは大きな間違いだと思います。

新車と新古車は価格以外にも異なる点がいくつかあります。詳しくは以下の記事をご覧ください。

国産ミドルクラスSUVを買うなら新車と新古車どっちを買うべき?メリットとデメリットを紹介
新車で買うべきか?それとも新古車(未使用車)を買うべきか?で迷っている方は多いはず。価格の安いさ以外にオプションや税金、リセールや値引きなどのメリットとデメリットを比較しました。

そもそも、大抵の場合は試乗を終えると店内で見積もり作成が行われます。その場で即決さえしなければ、自然と値引きの話になります

この時、値引きの話にならない場合は「ん〜」とちょっと渋ってみるだけでOK。絶対に値引きの話しになります。

気になる値引きの金額ですが、乗り出し価格350〜400万円の車なら20万円が目安かなと個人的に思っています。

あとは「端数切り」もよく行われます。3,685,000円であれば、3,600,000円といった感じです。

値引き金額の相場を知りたいなら「車種名 値引き」で検索すれば、価格.comの口コミもあります(信ぴょう性はなんとも言えませんが…)

現金値引きだけじゃなく、ボディーコーティング無料やオプションプレゼントをするディーラーもあるので、値引き率を比較する場合はトータルいくら安いかを計算すると良いかもしれませんね。

6. ETC2.0はまだ不要?

見積もり作成では、営業マンがETC2.0を進めてきます。あると便利だからと容易に追加するのはナンセンス。通常のETCより3万円ほど高いですからね。

なお、ETC2.0のメリットは以下の4点。

  • 圏央道が2割引
  • 渋滞を避けたルートを選ぶと割引
  • 渋滞情報や観光情報がパワーアップ
  • 指定の道の駅などは一時退出扱いでお得に立ち寄れる

ETC2.0の最大の魅力は「圏央道が2割引」ですね。圏央道ヘビーユーザーであれば、高額な機器代もすぐに元が取れると思います。

逆に言えば、圏央道を年に数回利用する程度の自分には、ETC2.0は不要という結論に。

「渋滞を避けたルートを選ぶと割引」は首都高など迂回路があるエリアに限った話でしょうか?首都高にはあまり乗らないのでこちらも不要。

残りの2つも「あれば便利」だけど、使うかどうかで考えるなら自分は「ほぼ使わない」という結論に。

ETC2.0に3万円出すなら、ドラレコに3万円出したほうが有効的だと思います。

7. ディーラーメンテナンスや独自会員サービス

マツダには、定期的なメンテナンスが受けられる「パックdeメンテ」というサービスがあります。

似たようなメンテナンスパックはどのメーカーにも存在しますが、ガソリン車に比べてディーゼル車は定期的なオイル交換が必要になります。

イエローハットやオートバックスでもこうしたメンテナンスは対応可能ですが、新車ということもありディーラーの方が安心ですよね。

あと、トヨタで新車を購入すれば独自クレジットカードサービス「TS CUBIC CARD」の登録ができます。

新車購入代金の分割支払いができるクレカは「TS CUBIC CARD」だけ。もちろんポイントも貯まります。

また「TS CUBIC CARD」なら、ガソリン値引きなどの各種割引もあり。さらに、貯まったポイントをディーラー車検に使えるなど、まさにトヨタオーナー囲いのサービスですね。

8. リセールも考えておく

リセール、すなわち車を売る時のことも意外と重要。

新車購入前から、売ることを考えるなんておかしな話だと思ってました。

でも、例えば400万円の車が5年後に100万円で売れるとするなら、実質300万円で新車が乗れることになりますよね。年間60万円で新車に乗れるっていう考え方もできます。

乗り潰す派の方はともかく、定期的に新車に乗り換える派の方にとっては、リセールって結構重要なポイントだったりします。

少しでもリセール価格を引き上げるためには、人気の車種グレードボディーカラーオプションなどを踏まえて車を選ぶ必要あり。

人気の車種ほど買い取り価格は高く、グレードも上位になれば査定額はアップします。

ボディーカラーは赤や青といった奇抜な色より、白や黒やシルバーといった無難な色のほうが人気。商用車としても使えますからね。

オブションに関しても、より多くの純正装備が付いてる方が高く売れます。

ちなみに、メーカー別のリセール価格は圧倒的にトヨタが有利とか。ブランド力すごい。

あと話が逸れますが、生産台数が少ない車に関してはプレミアが付くなど投資目的で車を買う人もいます。

例えば、トヨタ「スープラ」や、ホンダ「NSX」といったスポーツカーは、購入後に価格が上がるなんてこともザラ。もはや骨董品扱いです。

こんな感じで、もはや車はただの移動手段じゃないんですね。

以前の自分は「車なんて動けばいい」という考えでしたが、新車に試乗してみて、運転する楽しさ、最新装備の快適さ、なにより「この新車が自分の物になる」という特別感覚は、もはや趣味の領域です

実用性のある趣味が年間60万円なら、安い買い物だって思えてきたんですね。

9. 納車までの期間

スマホや家電製品と違って、新車は受注生産になります。そのため、納車までに1ヶ月は待つことになるでしょう。

人気の車種に至っては生産が追いつかず、納車日が遅れるケースが多いようです。

私が国産ミドルクラスSUVの購入を検討し始めた時、ちょうどトヨタから新型RAV4が発売されました。もちろん購入候補になったのですが、あまりの人気に営業マンからは「納車が3ヶ月後になるかもしれない」と言われました。

得にハイブリッド車の人気が凄まじく、半年後納車もあり得るとか。半年後には新しい情報が入ってきて、気が変わりそうですよね。

納車が遅いから買わないという人はあまりいないと思いますが、もし「夏のキャンプまでに」とか「冬のスノボまでに」といった目的ありきの新車購入なら注意が必要です。

10. 激しい営業は最初の1ヶ月だけ

ディーラーによる購入催促の営業ですが、試乗から1ヶ月も経てば大抵の営業マンは諦めるっぽいです。

その代わり、試乗後1ヶ月間は毎週のように電話やハガキが届きました

トヨタに至ってはエリア担当がいて、ある日突然、営業マンが家に来ましたからね。別の車があったら気まずいやつです。

ただ、世の中には「全然、連絡をよこさない!」とキレる悪客も存在するようです。大きな買い物だからと、気も大きくなるアホが一定数いるんですね。営業マンも加減が大変そうです。

なので、試乗して違うと思ったならお断り、じっくり検討するなら無駄に連絡しないで欲しいなど、営業マンにこちらの意思を早めに伝えるべきだったとちょっと後悔してます。

11. 実用性も踏まえてメリットやデメリットを比較する

価格や燃費、装備や性能で比較することも大切ですが、やっぱり実際に試乗してみて、自分の直感で比較することも大切。特に車体の大きいSUVは、取り回しも気になるポイントです。

あと、家族も運転するなら一緒に試乗してもらいましょう。複数候補で迷ったら家族に決めてもらうのもありかと。

車を買う理由人それぞれ。どうして買うのか?どう乗るか?といった実用性も踏まえて、メリットやデメリットを比べると、より買うべき車が明確になりますよ。

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