犬や猫を飼っているあなた、可愛いペットにマダニがついているところを見たことがありますか?
うちの猫は野良出身なので、昼間は外で生活しているのですが、春先には無数のマダニを連れてきました。そして、油断していた私たち人間もマダニに噛まれるといった最悪の事態に…。
そんな時に大活躍したアイテムが「アース 医療用マダニとり ピンセットP」です!動物用一般医療機器として獣医さんも使っている商品です!
なかなか使い勝手が良いピンセットで、病院へ連れていかずとも自宅でマダニ駆除ができます!これからも、マダニ被害から家族を救ってくれることでしょう!
今回は、マダニにお困りの方にぜひ手にとってほしい、医療用マダニとりピンセットPを紹介したいと思います!
マダニの正式名称は「フタトゲチマダニ」
まずは敵を知りましょう。犬や猫に寄生するマダニは「フタトゲチマダニ」といいます。
フタトゲチマダニは草むらに潜み、動物がやってくるのを待ち、動物の毛の中ににもぐりこみ、皮膚を切開しながら丈夫な口器を刺し込みます。
指し込んだところから、セメント様物質と呼ばれる液体を分泌して、口器と皮膚を固定してから吸血します。恐ろしいですよね…。
指でマダニを無理やり取ろうとした場合の悲劇
マダニの口器と皮膚はセメント様物質によってしっかりと固定されているので、指で軽く引っ張るだけでは取れません!
かといって、力を入れて引っ張っては、口器のみが皮膚に残ってしまうことがあります。そうなれば、残った口器から炎症を引き起こす場合もあります。
またマダニを指でつまむと、ポンプのようにマダニの体内から病原菌が血液中に注入されることがあります。
マダニは、イノシシやウサギとった野生動物の血も吸っているかもしれません。得体の知れない病原菌に感染してしまう危険性もあります。
あとは、つい力を入れてしまいマダニを指で潰してしまった場合、マダニの体液が周辺に飛散します。気持ち悪いですね。
これらの危険性を避けるためにも、指でつまんで無理やりマダニを取る方法は絶対にしてはいけません!
マダニのライフサイクル
マダニは、卵が孵化すると幼ダニになります。そして、幼ダニは草むらなどで犬や猫に寄生します。
幼ダニは脱皮し若ダニとなり、脱皮を繰り返すことで成ダニとなります。
草むらで寄生したマダニは、犬や猫にかみついて吸血し、体長は最大で1cmほどに膨れ上がります。吸血後は犬や猫から離れ、産卵するのです。
マダニによる被害
マダニ刺咬症
マダニに咬まれた部位には炎症が生じ、掻きむしったりすることで皮膚が損傷を受け、細菌の二次感染が起こります。これをマダニ刺咬症と言います。
バベシア症
バベシア症は、吸血中のマダニからバベシア原虫が体内に入ることで起こります。バベシア原虫は体内で赤血球に寄生し赤血球を破壊してしまいます。赤血球を破壊されると、極度の貧血、発熱、頭痛といった症状が出ます。
失血
多数のマダニが寄生し、吸血されてしまうと失血を起こすことがあります。
「マダニ程度の少量で失血?」と思いがちですが、成猫5kgの血液は300mlしかありません。マダニ1匹で最大5mlの血液を吸うと言われており、仮に20匹のマダニに噛まれていたら100mlの血液を失うことに。3分の1の血液を失えば生命の危険性があり、2分の1の血液を失えば心肺停止をきたします。
医療用マダニとりピンセットの特徴
前置きが長くなりましたが、ここからは「アース 医療用マダニとり ピンセットP」の特徴や使用方法をご紹介します。
「アース 医療用マダニとり ピンセットP」の特徴は、先端が丸くなってこと。
ピンセットをつまんだ状態でも空間ができるため、マダニを潰すことはありません。
また、丸い形状のため、犬や猫の皮膚までつまむことがないようになっています。
あとは、丸い先端のさらに先端に、小さなツメがあるため、皮膚に噛みついたマダニの口器をつまみ、取り残すことは防ぎます。
まさに、マダニを取るためだけに考えられた形状のピンセット。
実際に使ってみましたが、初めてでも簡単に猫についたマダニをとることができました。
毛の中を駆け回る小さいマダニもつかむことができます。慣れると結構おもしろい。
マダニ専用ピンセットの使用方法
続いて「アース 医療用マダニとり ピンセットP」の使用方法です。人間もペットも同じですが、犬や猫のマダニを取る場合で説明します。
1. マダニを包み込むようにつまむ
マダニの位置を確認したら、ピンセットの先端でマダニを包み込むようにつまみます。
このとき、潰さないように注意します。
2. マダニの口器をはさんで引き抜く
ピンセットの先端部を閉じて、吸血しているマダニの口器をはさみます。口器が皮膚に残らないよう、マダニの口器を確実にはさむ必要があります。
見た目では分かりにくいですが、ピンセットの先端が皮膚に接していればOK。
マダニの口器をはさむことができたら、しっかりと閉じた状態で引き抜きます。
ピンセットで皮膚を挟んでしまうと、犬や猫が痛がって動いてしまいます。また、時間をかけてしまえば警戒してしまいます。撫でながら動かないようリラックスさせ、手早くやることがコツです。
3. マダニをガムテープに包んで処分
取れたマダニの始末は厳重に。生きたまま逃がしてしまうと、またペットにくっついたり、最悪の場合だと人間の皮膚に噛み付きます。
だからと言って、潰してしまうとマダニの体内にある無数の卵が周辺に飛散します。
そこでおすすめなのは、ガムテームの使用。ガムテープにマダニをくっつけて、包むように捕獲しましょう。
この方法なら、マダニを見失うこともありませんし、逃げることもありません。そのままゴミ箱に捨てましょう。
まとめ
今回は、フタトゲチマダニの駆除方法として「アース 医療用マダニとり ピンセットP」の使い方についてご紹介しました。
猫を飼い始めてから、どれだけこの商品に感謝したことか。
初めてマダニを目にした時はは、その気持ち悪さにテンヤワンヤしていましたが、このピンセットがあれば、憎きマダニをサクサク始末できますよ!
今まさにペットのマダニを見つけてお困りの方もそうでない方も、また何時ペットがマダニに噛まれるか分かりません。
備えあれば憂いなし、この機会に「アース 医療用マダニとり ピンセットP」の購入を検討してみてはいかがですか?
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