内装の仕上げは自分たちでやりたい!ということで始まったトイレのリフォーム。業者さんの柔軟な対応によって工事費用は安く抑えられましたが、まだまだ解体跡が目立つ状態です。
このままでもトイレとして普通に使えますが、見た目を考えるとお客さんを呼ぶことはできません。ここからがDIYの本番。何とかして綺麗に直していきます。
足元の小窓を防ぐ
まずは昔のトイレで良く見る足元の小窓。元々はホウキでゴミを外に掃き出すための「掃き出し口」らしいのですが、既存のタイル床から一段高くしたせいで何とも微妙な位置に。これはちょっと不恰好ですね。
あとは隙間も気になる。ここから風が入り、埃が舞う。虫が入ってくる可能性だってある。とりあえず、板材とコーキングで外側から完全封鎖です。
外光源は減ったものの、安心感は増し増し。次!
柱のホゾ穴をウッドパテで埋める
ホゾ穴を隠すため、大工さんが気を使って貼ってくれた板材。しかし、ちょっと継ぎ目の隙間が気になる…。興味本位で剥がしてみたらコレ。
やっちまった〜。そういう感じだったので〜。剥がさなければよかった〜。後悔あとに立たず。仕方ないのでウッドパテで補修します。
ノミとサンダで表面の余分なボンドを削ったら、ホゾ穴に木片を入れる。こうすることでウッドパテが節約できる。
使用するウッドパテの色はラワン。まるでピーナッツクリームのようでとても美味しそう。
ウッドパテは固まると伸縮するので、奥まできっちり詰めて、盛り上がるようしておく。余分な部分は固まってから削る。
ウッドパテが固まったら、再びノミとサンダで表面を平らに研磨。これで穴は塞がった。
巾木と塗装で仕上げる
巾木(はばき)とは壁材を保護する部材で、壁と床の接合部分を綺麗に見せる効果もあるらしい。
ということで、余っていた棒材と板材を加工して巾木もどきを作り、小窓を塞いだ部分を良い感じに隠した。さらに、修復箇所を塗装すれば完成。
遠目だと穴や隙間は分かりません。
でも近づくと、柱のホゾ穴跡はくっきり。これも味。古民家風で逆におしゃれかも?
巾木もどきも綺麗に収まって、個人的には満足のいく仕上がりになったと思います。
高価なウッドパテは無駄遣いできない
今回は手違いで板を剥がしてしまい、余計な仕事が増えましたが、おかげでウッドパテの使い方にはだいぶ慣れました。
ただ、ホゾ穴ほどの穴埋めはかなり大変ですね。ウッドパテの単価も安くないので少々考えもの。見える所だけ埋める、といった使い方が良いかもしれませんね。
次回のトイレ内装DIYは、収納棚とタオルハンガーを作っていきます。
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