田舎移住で人気の千葉県房総半島。都心からもアクセス良好で、遠すぎず近すぎず、会社通勤できない距離でもない。
気候も暑すぎず寒すぎず、平均的か伊豆半島並みに温暖なエリアもあります。スノーボードが趣味の私にとってはデメリットですが、雪が降ることも滅多になく、早期リタイアにはもってこいの地域です。
そんな、千葉県の房総半島で暮らすための家探しにおすすめしたい物件情報サイトをまとめました。誰もが知っている王道ポータルサイトから、房総の田舎暮らしに特化した専門サイトまで、知らないと人生単位で損するレベルですよ。
アットホーム
賃貸探しでおなじみのアットホーム。SUUMO(スーモ)やホームズに比べて、千葉房総の中古物件が多く掲載されている印象です。スマホアプリがあるので、寝る前にサクッと調べるのにもうってつけ。気になる物件だけでなく、物件検索条件も登録できる点がとても便利。
SUUMO(スーモ)
こちらも賃貸物件情報サイトでおなじみ、リクルートが運営するSUUMO(スーモ)。アットホーム同様に、スマホアプリ、物件や検索条件のお気に入り登録ができます。外出先でも空き時間があればサクッと探せます。
ホームズ
正式名称がホームズではなく「ライフルホームズ」になったのはいつからでしょう。こちらも、中古物件探しに使えるサイトです。スマホアプリ、物件のお気に入り登録も可能。余談ですが、私の中ではアットホーム、SUUMO、ホームズを「大手物件情報サイト3銃士」となっています。
田舎暮らし!千葉房総ねっと
私も実際に何度かお世話になって、個人的にも最もおすすめしたい物件情報サイトが「田舎暮らし!千葉房総ねっと」こと通称「房総ねっと」です。Webデザイナー上がりの私が見ても非常に綺麗なサイトです。なにより、千葉の房総に特化して、さらに田舎移住に最適な中古物件を中心に掲載している点がポイント。そして、とにかく社長の武田さんがオシャレ&ダンディーでカッコ良すぎる。うちの嫁もイチコロでした。物件のデメリットもはっきり説明してくれるなど、本当に信頼できる人柄です。ステマに聞こえますが「房総ねっとの特徴ページ」を見れば分かります。何より、犬2匹猫9匹と暮らしている点がも最高!しかも野良は保護とな!動物好きに悪い人はいません!
千葉の田舎暮らし不動産情報専門店
千葉の田舎暮らし不動産情報専門店も良く見る物件情報サイト。スマホ対応してませんが、アットホームに掲載されてない物件も多数見つかりました。写真も豊富でおすすめです。あとは、新着物件をお知らせしてくれるメルマガはかなり嬉しい。ただ、非公開物件を見るためには、一度、運営に問い合わせてパスワードをなんちゃらかんちゃら、だったのが残念ポイントですね。私は面倒だったのでやってません。
日栄不動産
日栄不動産は房総半島に特化した物件情報サイト。土地専門と謳っているだけあって、掲載されている物件は上物レベル。つまりボロ屋です。その分、価格は激安。セルフリノベやライフラインだけ活かした建て替えを検討しているのであればおすすめです。
新清ハイツ
新清ハイツは、田舎移住に人気のエリア、千葉県いすみ市に強い物件情報サイトらしいです。エリアが限定的で、私はあまり使っていませんが「いすみ市に移住したい!」という方にはおすすめです。
ベストハウジング
ベストハウジングは、市原、袖ヶ浦、木更津、君津、南房総の物件情報を取り扱うサイト。田舎暮らしの古民家というより、都心からちょっと離れた市街地暮らし?といった方に最適だと思います。
エヌ・ビー・ホーム
エヌ・ビー・ホームは、千葉の某不動産投資家(ボス)に教えてもらった物件情報サイト。中古物件だけでなく、アパートやマンションが一棟単位で掲載されています。田舎で自宅兼事務所の物件を探すには便利ですね。
南房ユニオン
南房ユニオンは内房エリアの中古物件を取り扱う不動産情報サイト。地域密着型で大手ポータルサイトに出回っていない物件も多数掲載しています。サイトデザインは昔ながらですが、写真も多くコメントも丁寧。「田舎暮らし!千葉房総ねっと」に似た雰囲気のサイトで田舎愛を感じます。
田舎ねっと.日本
田舎ねっと.日本は、全国の田舎暮らしに適した物件を紹介するサイト。千葉にこだわらず、良い物件があれば場所はどこでも良いという方におすすめ。一方、千葉房総は人気のエリアのため、他県に比べどうして高く感じ、房総移住が決まっている方が見るとモチベーションがやや下がります。物件の参考まで止めておくといいでしょう。
古民家住まいる
古民家住まいるは、全国の古民家を掲載する物件情報サイトで、古民家鑑定士による認定を行っていることが特徴。古民家の定義が怪しい不動産屋が多いなか、専門家による鑑定付きは嬉しいポイントですね。ただ、千葉県房総半島の物件はなかなか見つかりません。
981.jp
981.jpは一般社団法人不動産競売流通協会が運営する競売物件のサイトで、裁判所を通じて購入できる「差し押さえ物件」になります。仲介を挟まない、内見できない、現金払いなど、素人が競売物件に手を出すと痛い目に会うらしいので、初めての田舎移住には不向き。玄人移住者か不動産投資向けですね。
ジモティー
なんと地元の掲示板「ジモティー」でも物件の売買が行われているんです。ほとんどは不動産仲介会社の宣伝ですが、稀に売主自ら掲載している直物件も。競売以上に危険な香りしかしませんが、不動産売買に詳しい方ならダイヤの原石を見つけ出せるかもしれませんよ。
まとめ
賃貸物件でおなじみのサイトから、個性あるサイト、不動産投資家も活用するサイトまでご紹介しました。
どの物件情報サイトを利用するかは、どういった田舎移住を理想にしているか次第。ただし、大手が運営するサイトだからと言って、すべての物件を網羅しているわけではありません。
むしろ、地域に密着した物件情報サイトだからこそ、希少な古民家を扱っているケースも実際にありました。なので、「どれかに1サイトに絞る」ではなく「全部のサイトでくまなく探す」が正解と言えます。
ちなみに私は、以下の5サイトに厳選して、最低でも3日に1回は必ず巡回していました。
さらに自治体による「千葉県内の空き家バンク」も定期的にチェックしていましたね。仕事そっちのけで1日の大半を物件探しに充てる日も珍しくありません。
また、その先にある不動産仲介会社との相性が最も重要だと痛感してます。古民家に興味ない不動産屋は、本当にひどいですからね。適当なことを平気で言いますから。不動産仲介会社に関しては次回に詳しく説明します。では、良い物件探しを。
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