前回、壁幅ピッタリサイズのキッチン棚を2×4材で作りましたが、次はキッチン棚にぴったり収まる「キッチンゴン」をDIYで作成していきます。
そして、今回のポイントはゴミ箱2つのサイズに合わせて、ピッタリと収まるようにします。
キッチンワゴンの材料
メインとなる材料は「2×2材」と「OSBボード」です。「2×2材」は2×4材の半分サイズの角材です。「OSBボード」はDIYでお馴染みのおしゃれ合板です。
ビスを極力使わない木組で作る
木組とは釘やビスを使わないで組み立てる方法。今回のキッチンワゴンは極力ビスを使わない、なんちゃって木組で作ることにしました。
まずは、OSBボードに2×2材を噛ませる切り込みを入れます。
鉛筆で型取りして、内側10mmほど残してカット。
2×2材にガイドラインを引く。
4本まとめて、ガイドを合わせて並べる。
OSBボードの厚み9mm間隔でもう一本ガイドを引いて、丸ノコで切り込みを入れる。丸ノコの刃の深さはOSBボードで縁取りした10mmです。
くるっと回して同じように丸ノコで切り込みを入れる。
すると2×2材の2辺に深さ10mm、幅9mmの溝ができます。
この溝にOSBボードを組み込めば…
釘なし、ビスなしでガッチリ固定されました。一旦取り外して、木工ボンドをつけて組み込めばOK。
脚の強度を上げる
このままでは強度が弱いので、2×2材を横架材にします。ここはビスを使いますが、木ダボを使ってビス頭を隠します。ダボ穴を開けて、ビス打ち。
木ダボをはめ込んで…。
ノコギリで切り落とせばビス頭が見えなくなります。ヤスリをかければもう少し綺麗になります。
天板、落下防止柵、底板、キャスター取り付け
天板は1×2材、調味料が落下しないように1×2材を落下防止柵にしました。(ここのビス頭を隠さないあたり手抜き感)
底板は中段と同じサイズのOSBボード、脚裏に4箇所にキャスターを付けました。
ワトコオイルを塗装
最後に、キッチン棚と同じワトコオイル(ダークウォルナット)を塗って完成!
ジャストサイズなキッチンワゴン
DIYで作ったキッチン棚に…。
ぴったり収まる!ここでのポイントは、裏面、2×4材が当たらないように位置関係を確認していることと、収納した時に前面が出っ張らないように、落下防止柵の面(ツラ)を合わせていること。
ちなみに、事前にサイズを測ってから購入したゴミ箱2つは、この通りジャストフィット!左がプラゴミで、右が燃えるゴミで分けています!
キッチン家具はDIYがおすすめ
ニトリやイケアのキッチン棚やキッチンワゴンも良いですが、どうしても冷蔵庫やゴミ箱などとサイズのズレが生じてしまい、デコボコ、統一感がイマイチになりがちですよね。
その点、DIYなら冷蔵庫やゴミ箱のサイズにあわせて、キッチン棚やキッチンワゴンのサイズを自由に決められるので、よりスタイリッシュで、統一感のあるインテリアに仕上がるのでおすすめです。
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