みなさん、部屋の照明ってどうやって選んでますか?シーリングやペンダントといったタイプで選んだり、デザインや機能性などなど、部屋の用途に合った照明を選ばれているかと思います。
でも、照明選びで一番大事なこと、忘れていませんか?そう!それが今回のテーマ「明るさ」です!
照明を取り付ける最大の目的は部屋を明るくすることですよね!だからこそ知っておきたい明るさの基準!
今の部屋はどれくらいの明るさが必要なのか?照明はどうやって選べばいいのか?分かりやすくまとめました!
照明選びはルーメンを確認すべし
「ルーメン(lm)」とは明るさを示す単位のことで、光源から放たれる光の量を表しています。
でも、電球の明るさを表す際によく用いられるのが「ワット(W)」です。家電量販店の照明コーナーでも「ワット(W)」で明るさを表している場合が多いですよね。
しかし、今は「ワット(W)」よりも「ルーメン(lm)」です!
そもそも「ワット(W)」は白熱電球の明るさ基準です。電力が高ければ高いほど明るかった白熱電球ならではの単位でした。
一方で、低い電力でも十分に明るいLED電球には「ワット(W)」が適応されない。そこで「ルーメン(lm)」がLED電球の明るさ基準になりました。
今や照明のほとんどがLEDです。部屋の明るさを決める際は「ワット(W)」ではなく「ルーメン(lm)」で選ぶといいでしょう。
部屋の広さごとの最適なルーメン数
次に、部屋の広さごとに最適とされているルーメン数の確認方法です。こちらは「日本照明工業会」が指数を公表しています。
LEDシーリングライトの場合
〜4.5畳 | 2200〜3199lm |
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〜6畳 | 2700〜3699lm |
〜8畳 | 3300〜4299lm |
〜10畳 | 3900〜4899lm |
〜12畳 | 4500〜5499lm |
〜14畳 | 5100〜6099lm |
LEDペンダントライトの場合
〜4.5畳 | 1980〜2879lm |
---|---|
〜6畳 | 2430〜3329lm |
〜8畳 | 2970〜3869lm |
〜10畳 | 3510〜4409lm |
〜12畳 | 4050〜4949lm |
〜14畳 | 4590〜5489lm |
ルーメン数で照明の数を決める
今回「照明の明るさ」に着目したキッカケが、DIYでリノベしたキッチンの照明選びです。
キッチンの照明は、天井から吊り下げるタイプのペンダントライトにする予定でしたが、何個設置すべきなのかが分かりませんでした。
天井の配線工事は業者さんに頼むので適当ではダメ。多すぎると眩しい、少なすぎたら薄暗い…。
そこで「最適な部屋の明るさ」という観点から照明の数を導き出すことにしました。
ペンダントライトに取り付ける電球は、前々からIKEAのフィラメントLED電球にしたいと決めていました。古い白熱電球のような見た目のLED電球です。明るさは1個600lmです。
リノベしたキッチンは10畳。LEDペンダントライトの明るさ指数は、10畳で3510〜4409lmが推奨。
ということで、業者さんにシーリングソケットを6箇所設置してもらい、ペンダントライトを6個取付けました。
壁がグレーの漆喰ということもあって、若干暗いかな?という感じはしますが、明るすぎないので雰囲気は良い感じです。
ルーメンで部屋に必要な明るさを知ろう
照明の明るさに関して突き詰めるならば「色温度(ケルビン)」という指数も考慮すべきですが、こちらは難しそうなのでまた今度。
ともあれ、明るさの単位「ルーメン(lm)」を理解すれば、部屋にはどんな照明が必要か、どれだけの明るさが必要なのかが分かります。
今後、部屋の照明を買い換える際は、明るさの単位「ルーメン(lm)」も忘れずに確認しましょう。
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