電気。それは、私たちの生活に欠かすことができないライフラインの一つです。
しかし、地震などの災害時には停電によって電源が絶たれることもあり電気が使えなくなることもあります。
1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災では、停電復旧まで1週間以上かかった地域もあります。
不便という理由以外にも、電気が使えない生活は精神的にも負担が大きい…。
そこで今回は、灯り・ラジオ・スマートフォンの充電といった最低限の電源を、太陽光だけ確保可能な防災グッズをいくつかご紹介します。
全て揃えても1万円以下。今すぐできる災害対策としておすすめです。
充電式EVOLTA(充電池)
充電することで何度も繰り返し使える充電池は、災害時にも活躍します。特に、使用頻度が高い単4形充電池、単3形充電池は数本ずつ備えておくといいでしょう。
Panasonic(パナソニック)の充電式EVOLTAには、電池容量や繰り返し使用可能回数の違いがあります。災害用のラジオやライトであれば、最も安いお手軽モデルでも十分長持ちするでしょう。
お手軽モデル | スタンダードモデル | ハイエンドモデル | |
---|---|---|---|
電池容量(単3形) | 1,000mAh | 1,950mAh | 2,550mAh |
電池容量(単4形) | 650mAh | 780mAh | 950mAh |
繰り返し使用可能回数 | 約3,000回 | 約1,800回 | 約300回 |
公式サイト:Panasonic(パナソニック)充電式EVOLTA
ソーラー充電器
太陽光で電池の充電が可能なソーラー充電器。なかでも、高効率のHIT太陽光電池を搭載したPanasonic(パナソニック)のソーラー充電器はおすすめ。
付属されている単3形充電池(充電式EVOLTAスタンダードモデル)2本に電気を蓄えるタイプで、USB出力ポートからのスマホ充電も可能。また、ソーラーパネルの背面はLEDライトになっており光源も確保できます。
DC入力電源も備わっているので、急ぎの場合は、家庭用コンセントやパソコンからでも充電することができます。
公式サイト:Panasonic(パナソニック)ソーラー充電器
手回し充電ラジオ
ラジオは災害時の必須アイテム。Panasonic(パナソニック)の手回し充電ラジオは、AMとFMに対応しており、周波数の補正も自動で行ってくれます。さらに、ラジオ機能の他に、LEDライト、サイレンなども搭載。
そして最大の特長が、手回しで充電することができる事。ただ5分以上ハンドルを回し続けなければ満足に使用することができないので、通常は単4形電池2本で使用する事になるでしょう。
公式サイト:Panasonic(パナソニック)手回し充電ラジオ
電池サイズ変換スペーサー
Panasonicのソーラー充電器は単3形電池、そして手回し充電ラジオは単4形電池と、このままではせっかくの防災グッズも本領を発揮することができません。
そこで合わせて揃えておきたいアイテムが、電池サイズ変換スペーサーです。
電池サイズ変換スペーサーを使えば、単4形電池が単3形電池のサイズになるなど、様々な電池サイズの違い対応することができます。
つまり、単4形の充電式EVOLTAと単3形の電池サイズ変換スペーサーがあれば、太陽光で電池の充電ができ、充電された電池をラジオで使用することができます。
もちろん、電池サイズ変換スペーサー同士を組み合わせれば、単4形電池や単3形電池を、単2形電池や単1形電池としても使うこともできますので、あらゆるサイズの変換スペーサーを備えておくといいでしょう。
公式サイト:Panasonic(パナソニック)単3形充電式電池用 サイズ変換スペーサー
長期的な停電に備えた準備を
電気、水道、ガスといったライフラインの中では電気が最も早く復旧します。しかし、災害直後は電線の断線や使用制限なども考えられ、1週間以上かかる場合もあります。
そうなった場合、太陽光だけで灯り・ラジオ・スマートフォンの充電ができれば、停電中の生活も少しは快適になるでしょう。
なに不自由なく電気が使える今は、停電時のことを想定し辛いかもしれませんが備えあれば憂いなしです。最悪のケースを考えて、何でも手に入る今のうちから防災グッズを準備しておきましょう。
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